お出かけリポート/子どもも楽しめる龍の世界/ドラゴンミュージアム(田辺市龍神村)
2023/4/20
地域リポーター

龍神村に2022年7月にオープンしたドラゴンミュージアム。オープンしたことは新聞で知っていましたが、龍のいかついイメージが大きくて、楽しめるのかな…と不安も感じていました。実際に行ってみると「龍」の世界が広がって、龍のことが好きになりました!

いろんな個性のある龍が見られて楽しい!

受け付けを済ませてミュージアムに入ると、所狭しと並ぶ龍をモチーフにした作品が目に飛び込んできます。その数に圧倒されます。どれも力作で細かく作り込まれており、じっと見入ってしまいます。本当に龍が好きなんだなぁ、特別な存在なんだなぁと感じる作品ばかり。

作品の間隔が狭く、目移りしてしまうのが少し残念ですが、そう感じるほど作品が力を持っているのだと思います。

龍というと男性的で力強いイメージ。女の子でも楽しめるかなと心配していましたが、かわいらしい作品もたくさんあり、小学2年生の長女が一番楽しんでいました。

普通の美術館ではじっとしていられない4歳児も、気になる作品に見入っていました。迷子になる心配もないので、安心して観覧できます。

同じモチーフの作品が並ぶことで違いを感じやすく、何かを感じとりやすいと思いました。誰も見たことがない伝説の生き物でありながら、世界中の誰もが知っている龍だからこそ、自由な表現で作られた作品は見る者にさまざまなことを感じさせます。子どもたちの「アートを見る」という体験にはぴったりです。

館内は撮影可能なので、子どもたちにカメラを持たせ、気に入った作品を撮らせてもらうとさらに楽しめるかも。

龍のマークが入った肉まんもおいしい!

作品をひととおり見た後、子どもたちの「お腹すいた〜」という声に応えてショップで販売している龍の肉まんをいただきました。

しっかりとボリュームがあり小さな子どもたちには1人1個は食べ切れない大きさ。ふっくらと蒸されていて、まるで中華街の肉まんのように本格的なお味です。「龍」のマークも特別感があってなんだかうれしい。

龍神村で作られているケーキやみかんのアイス、飲料の自動販売機などもあります。

建物の裏手には、テーブルと椅子がいくつも用意されており、屋外で過ごしやすい時期なら、カフェ代わりにここで一息つくこともできます。

駐車場から河原に降りることもできます。さすがに龍神の川は水がとてもきれい。夏は川遊びの用意もしてくると、さらに楽しめそうです。

ドラゴンミュージアムのアクセス

初めての場所ですぐに分かるか不安でしたが、大きな看板があるので迷いませんでした。川沿いに広い駐車場があり、ストレスなく駐車もできます。

ドラゴンミュージアムの入り口に回ると、元気に泳ぐ「龍のぼり」がお出迎え。(雨の日、風の強い日、天候が悪い日など上げていない場合があります)

郵便局脇の入り口から入ると、受付とショップがあります。
受付で入場料を支払い、奥のミュージアムスペースへ。ショップの利用のみなら入場料も不要です。

ドラゴンミュージアムは、子どもたちとも龍神×アートを気軽に楽しめる場所でした。

ワークショップやイベントが開催されることもあるそうです。またぜひ訪れて、気になる作品を見つけたいと思います。

基本情報
所在地(住所):和歌山県田辺市龍神村柳瀬908番地
連絡先電話番号:0739-78-0072
営業時間:9:00~16:00
定休日:年中無休
駐車場(台数):あり
入館料:中学生以上500円・小学生250円・小学生未満無料
(団体割引20名~中学生以上100円引き・小学生50円引き)
(公衆)トイレの有無:あり(館内・駐車場内)