古道に雲海の季節
2021/9/13
熊野古道コンシェルジュ
秋の訪れとともに、熊野古道が雲海の季節を迎えました。
雲海を見ることができるのは、田辺市中辺路町栗栖川の「潮見峠越」や、中辺路町高原の「霧の里休憩所」、本宮町の三越峠などです。
潮見峠の雲海
潮見峠のビューポイントは、峠から700mほど栗栖川方面に下った市道沿いのあります。日の出の時刻より10~15分遅れて、正面の山並みから朝日が顔を出します。その日の気象条件により、雲海や空の色は千差万別で、何度通っても飽きることがありません。
市道は狭く、ビューポイントの駐車スペースも数台分しかないので、軽自動車の利用をお勧めします。
高原の雲海
高原からの眺望は、日の出の時刻から30分~1時間ぐらいたっても楽しめます。
雲海に出合える条件は、昼夜の寒暖差が大きくて湿度が高く、風が穏やかな早朝。高原では、ヒガンバナやコスモスの時季に季節感あふれる写真を撮ることができます。