お出かけスポット/かゆいところに手が届く?優しい水族館/和歌山県立自然博物館(海南市)
あったらいいながある水族館
小さいお子さんとお出かけしたときに、こういうのが施設にあると助かるのにと思った経験はありませんか?
たとえば、子どもの背丈が足りなくて、展示物を見るときや、トイレで手を洗うときに抱っこをすることがあります。
そのようなときでなくても、急にスイッチが入る「抱っこ、抱っこ攻撃」はかわいらしいものの、ずっとそうしていると腕が疲れてしまいます。
和歌山県立自然博物館では、その大変さへの配慮を感じさせてくれる設備や環境が整っています。
「これをまっていた」がある水族館
優しさその①館内を楽しく回るための無料貸し出し
入ってすぐのところに、無料で使えるベビーカーと車いすを置いてくれています。
子どもがぐずり出したときの救世主が無料貸し出しのベビーカーです。
優しさその②休憩できる椅子が各所に設置
長椅子が大水槽前に4脚、壁側に2脚設置されています。
大水槽の中を伸び伸びと泳ぐ魚を見ている子どもを、長椅子に座って見守ることができます。
タッチングプール前にも、長椅子が1脚あり、その奥は休憩室です。
優しさその③疲れたら休憩室でのんびり
館内では、Wi-Fiも使用可能です。
歩いて疲れたら、ここで一休みできます。
優しさその④抱っこしなくても水槽の中を見ることができる
子どもを抱っこして見せるのは、結構重くて大変ですよね。
でも、この水族館では段差を作ってくれているため、抱っこしなくても見せることができます。
こういうちょっとした配慮がうれしいですね。
優しさその⑤赤ちゃん連れでも安心
女子トイレと多目的トイレには、ベビーシートを設置してくれています。
おむつ交換も安心。
そして、子ども用の手洗い場が大人用より少し低い位置に設置されています。
そのため、子どもを抱っこしなくてもいいのです。
優しさその⑥タクシー案内とバスの時刻表が掲示されている
バスの時間が分かっていれば、その時間に合わせて館内を楽しんで回ることができますよね
優しさその⑦すぐそばに手洗い場が設置されている
タッチングプールは、直接海の生物に触ることができるエリアになっています。
生物に触った後はすぐに手を洗わせたいですよね。
エリア内に手洗い場を設置してくれている優しさ。
とてもうれしい心遣いだなと感じました。
小学校の課外授業でも訪れるスポット
訪れた子どもたちから、お礼の手紙やイラストがたくさん届いていました。
私の母校からも訪れていました。
小学校の子どもたちは、バックヤードにも入れてもらえたそうです。
普段は入れない場所に、特別に入らせてもらえて子どもたちはわくわくしたことでしょう。
小学校からも授業の一環として訪れる水族館。
魅力満載なのがこのことからもよく分かります。
ぜひ、お子さんと訪れて好きな生物を探してください。
基本情報
所在地(住所):和歌山県海南市船尾370-1
連絡先電話番号:073-483-1777
営業時間:9 :30〜17:00 ※入館は閉館30分前まで。
定休日:月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)、年末年始(12/29~1/3)
駐車場(台数):無料駐車場50台(障害者枠2台)
入館料:大人480円(20名以上の大人の団体は350円)
高校生以下は無料((高校生は学生証を提示)
*65歳以上の高齢者無料化制度あり
(マイナンバーカード・免許証など年齢の確認できるものを提示)
*障害者等無料化制度あり(障害者手帳を提示)
*県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生を含む)は入館料無料
(公衆)トイレの有無:有り
地域リポーター・大畑 いずみ