お出かけスポット/子どもから大人まで、ごほうび時間を過ごせる図書館 /ALEC(有田川町)
2026/1/7
地域リポーター

和歌山県の有田川町は、絵本を使った町づくりに取り組んでいます。
その一つが、ランドマーク的な図書施設「有田川地域交流センター ALEC」です。
私が知っている図書館は、静かに落ち着いて本と向き合う場所ですが、ALECはちょっと違います。

カフェがあり音楽が流れている、新しいスタイルです。

そして、小さな子どもと一緒でも安心。
「こんな図書館があると、ママやパパはありがたいだろうな〜」と思う設備や心遣いが整っています。
緑あふれる景色、ゆったりした空間、時間に縛られずに本と向き合える環境が揃った贅沢な図書施設。
時間のごほうびをもらったような、豊かな気持ちになれるスポットです。

安心して小さな子どもと過ごせるエントランス

ALECは、大きくカーブを描くスタイリッシュな建物で、カーブ内側は全面ガラス張り。館内からは、外の景色が一望できます。

長く広々としたエントランスには、3両編成の大きな木の列車が置かれていました。
1両目は絵本、2両目と3両目には、積み木がたくさん積まれています。園外保育で訪れていた子どもたちが、列車に乗り夢中で遊んでいました。

図書室につながる通路には、特別感たっぷりの授乳室があります。
授乳中の子どもを連れての外出は、心配事も多いのではないでしょうか?
こちらの部屋は、利用するママやパパがほっとできる工夫が施されています。一緒に来ているお兄ちゃん、お姉ちゃんも楽しめるように絵本も常備されていました。

エントランスにある個室のトイレには、ベビーチェアと男の子用の便器も設置されてます。ママと一緒に利用できるのは安心です。

雨の日は、エントランスで過ごすだけでも満足できそうです。こんな場所があると心強いですね!

子どもの頃に戻れる「ポッポ絵本館」と「ポッポ道」

 

敷地内には、絵本だけの建物「小さな駅美術館 ポッポ絵本館」があります。
駅舎をイメージしたかわいい建物は、絵本から飛び出したよう。12時から16時まで開館しています。

館内は、子ども目線で絵本が並べられていました。
靴を脱ぎ床に座って本を広げると、家にいるような居心地のよさです。絵本に囲まれていると、子どもの頃に戻って読みたくなりました。

絵本館近くの「ポッポ道」は、有田鉄道線の跡地を整備した歩行者・自転車専用道路です。その道沿いに、絵本作家さんが実際に描いた壁画が並んでいます。大きな絵本をめくるように次々と絵が変わり、どんどん歩きたくなります。
これからもっと、いろいろな作家さんの作品が増えていくそうで、とても楽しみです!

自分のペースで好きな時間を過ごしたい

訪れた日は、お天気のいい平日でした。
図書館内にはジャズが流れ、ガラス越しに山並みが見えます。それが心地よくて、ただただぼーっとしていたくなります。

本棚やテーブルがゆったりと配置され、その余白にも和みます。

おなかがすいたらカフェで食事をして、また本に向き合う。こんな時間を過ごせると、とても豊かな気持ちになれそうです。

いろいろなジャンルの蔵書がありますが、特にお薦めは「まんがコーナー」です。
約4万冊のマンガが整然と並ぶ本棚は壮観。1日中まんがを読みふけるのもいいですね!

ゲートを通るだけで自動に貸出受付ができるウォークスルーシステムや、電子書籍が導入され、設備は最先端です。
日本国内に居住している方は、利用者登録をすると本の貸出等の利用が可能です。

家族で訪れるのもいいし、自分だけの時間を楽しむのもお薦め。

次回は、気の向くままに1日を満喫したいと思っています。

基本情報
所在地(住所):和歌山県有田郡有田川町下津野704
連絡先電話番号:0737-52-4730
営業時間:
【ALEC】 火~金曜日 10:00~19:00 / 土・日・祝日 10:00~17:00
【ポッポ絵本館】火~日・祝日 12:00~16:00(お問い合わせはALECまでお願いします)
定休日:
【ALEC】月曜日・祝日
【ポッポ絵本館】月曜日(月曜祝日の場合、火曜日)
駐車場(台数):あり
トイレの有無:あり

地域リポーター・渡邉千穂