秋のお出かけリポート/親子で楽しむ海の世界・体験ダイビング
2020/9/25
地域リポーター

猛暑が去って、秋の行楽シーズンが訪れました。新型コロナの感染防止に努めながらも、親子で楽しみたい――。紀伊民報地域リポーターが、秋のお出かけ体験やお薦めのスポットをリポートします。

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海の中ってどうなっているのだろう?と興味を持ち始める子どもたち。

体験ダイビングでは、水族館では見ることができない魚たちの自然な姿が楽しめます。

・スキューバダイビングとは

スキューバダイビングはマスク、フィン、レギュレーター、BCD(浮力調整具)という専用器材を身に着け、酸素ボンベを背負って海に潜ります。

レギュレーターを口にくわえると水中で呼吸ができるので、ゆっくりと魚を見たり、海の中の風景や無重力空間を楽しんだりできます。

「でもなんだか難しそう」「子どもでもできるの?」と思うかもしれませんが、体験ダイビングは10歳からでき、年齢の上限はありません。水に顔をつけられ、海が怖くないのであればできます。

プールのようにガンガン泳ぎまくるわけではないので、泳げなくても大丈夫です!

ただし、持病などがあると潜れなかったり、医師の診断書が必要だったりする場合があるので、お店に確認してください。

・必要な物

春~夏・秋頃(6月~10月くらい)まではウエットスーツを着ます。

〔要る物〕水着、タオル、着替え、サンダル

秋~冬(11月~5月くらい)まではドライスーツという身体がぬれないスーツを着ます。顔や手はぬれます。

〔要る物〕スウェットやジャージ、ヒートテック、長めの靴下、タオル

 

・体験ダイビングの内容

体験ダイビングの例として、白浜のミスオーシャンダイビングサービスを紹介します。

 

お店に到着するとまず、申し込みをします。次にインストラクターが海に入るための説明を丁寧にしてくれます。鼓膜の圧力差による耳の違和感を解消する「耳抜き」の方法や水中での注意点など1520分程度です。

説明が終わると着替えて、いよいよ出発です。ミスオーシャンは目の前がビーチなので、器材を背負い歩いて海まで行きます。

浅瀬で少しずつ慣れてから、水深5mほどまで潜ります。そこにはソラスズメダイや大きなマダイなどさまざまな魚がいて、水中の世界を楽しめます。

体験ダイビングが終わるとお店へ戻り、着替えてからどんな魚がいたなど、インストラクターと話して終わりです。

・まとめ

普段、地上から見ている海と、潜って見る水中の世界は全く違い、体験ダイビングはきっと貴重な体験になります。

白浜には水深18mの所に、有名な「沈船」というポイントがあります。

これは体験ダイビングでは見られないので、「また潜りたい!」と思ったらライセンス取得コースに参加して、ぜひステップアップして楽しんでください。

ダイビングが一生の趣味になるかもしれません

(地域リポーター・百合綾子)