オープンデータを活用した防災学習
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オープンデータを活用した防災学習

2022/10/12

田辺市立秋津川小学校は、和歌山県がオープンデータとして公開している「和歌山県避難先情報一覧」を活用した防災学習を実施します。校区内の避難先をデータで確認し、現地調査を実施。学習成果を紀伊民報のウェブサイトで公開します。

地震や台風の自然災害は、地域によって災害の種類や危険性が異なり、対策や準備も違ってきます。今回の学習では、実際に避難することを想定して①避難先の印象(広いや狭い、暑そうや寒そうなど)②備蓄品の有無やその種類③オープンデータで公開されている以外に必要な情報がないか、などを児童が調べます。

学習した内容は、オープンデータと組み合わせたデジタルマップとして紀伊民報のウェブサイトで公開。成果品は、データを活用して地域課題を解決するためのコンテスト「アーバンデータチャレンジ2022」(東京大学空間情報科学研究センターなど主催)に応募作品として提出します。

また、保護者や地域の方々を招いて1年間の学習や取り組みを報告する「秋小発表会」で、防災情報として共有します。

【開催日時】 2022年10月4日(火)・6日(木)
【場所】 秋津川小学校と校区内の避難先
【対象】 秋津川小学校の3~6年生
【学習内容】
・オープンデータについて学習
・公開されている情報を元に校区内の避難先を確認する事前学習
・校区内の避難先へ現地調査
・GIGAスクールとして調べたことをGoogleのスプレッドシートにまとめる
・紀伊民報のサイト「あがら学校新聞」に公開
・「秋小発表会」で保護者や地域の方々に報告
【主催】 秋津川小学校
【協力】 田辺市防災まちづくり課、秋津川公民館
【学習支援】 紀伊民報

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