「【中辺路】」の検索結果(77件)

野中の清水

「日本の名水100選」に選定されている「野中の清水」(田辺市中辺路町)です。

かつて、熊野詣の巡礼ののどを潤してきました。

今も飲料水として利用されています。

古道にアケボノソウ

秋が深まると、熊野古道にもさまざまな花が咲きます。アケボノソウもその一つ。渓流沿いや湧き水のある所など、湿気のある場所を好みます。

白い花びらにある黒い班紋を明け方の星になぞらえたのが名前の由来。黄緑色の班紋は蜜腺で、写真を撮るときに気をつけないと虫が止まっていることがちょくちょくあります。

雪の大イチョウ

寒波の来襲で田辺市中辺路町にも雪が舞い、葉がすっかり落ちた大イチョウが寒そうにたたずんでいました。

大斎原のサクラ

熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)でサクラが見頃を迎えています。

大鳥居周辺のサクラはやや開花が遅く、3月27日現在で7分咲きぐらい。

そのほかのサクラは満開です。

捻木峠の夕景

旅の僧、安珍を追う清姫が蛇に化身して巻きついたという捻木の杉。遠く、田辺の町に向けて逃げる安珍を木の上から見つけ、さらに追いかけたといいます。

清姫が巻きついたため、杉の枝は異様に捻れ、捻木の杉と呼ばれるようになったそうです。

この峠からは今も、田辺の市街地や田辺湾を一望できます。

バイカオウレンとコセリバオウレン

熊野古道沿いに、早春の花バイカオウレンとコセリバオウレンが咲き始めました。いずれも花の大きさが1センチ前後の小さな植物です。どうぞ、見逃さないように歩いてください。

金運アップの植物たち

お正月の縁起物の植物の投稿です。

 金運アップのおまじないにはさまざまなものがあるようですが、最強の金運アップのおまじないが「千両万両有り通し」といってお正月にこれらを飾ることだそうです。

 この中で一両から万両まではよく聞きますが、億両はあまり耳にすることはありません。

千両や万両に比べて、深山樒(ミヤマシキミ)の実が大きいことから億両としたとのことです。

潮見峠の日の出

熊野古道「潮見峠」(田辺市中辺路町)から見る12月中旬の日の出は、ずいぶん右側から朝日が昇るので、雲海とのバランスが取りにくくなります。

この日は雲海が少なめでしたが、枯れたススキや紅葉が初冬の雰囲気を出してくれました。

古道の紅葉

熊野古道の紅葉を駆け足で巡って来ました。時期が遅かったので散っているところが多く、収穫は少なめでした。

旅するチョウ「アサギマダラ」

熊野古道が通る上富田町内には、旅するチョウとして知られるアサギマダラを迎えようと、このチョウが好む花「フジバカマ」を植栽した花畑があります。そのうちの一つで10月下旬、飛来したアサギマダラを撮影しました。

チャボホトトギス

熊野古道三軒茶屋~本宮大社間で出合ったチャボホトトギス。

チャボホトトギスの葉はほとんどが虫食いであったり、傷んでいることが多いのですが、写真の花は珍しく葉が無傷でした。

一輪だけ石段に隠れるように咲いてました。

百間ぐらの夕日2021

小雲取越のビューポイント「百間ぐら」の夕日を更新します。

夕焼け雲を期待して足を運ぶのですが、なかなか思うよな光景に出合えません。

カワゼンゴ

紀伊半島南部の固有種。

セリ科で川岸の岩上に生える植物です。

国の絶滅危惧ⅠB類。

和歌山県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

市ノ瀬のヒガンバナ

熊野古道・稲葉根王子に近い上富田町市ノ瀬で、ヒガンバナの群生が今年も訪れる人たちを楽しませています。

霧の箸折峠

田辺市中辺路町近露が霧で覆われた朝、箸折峠に牛馬童子を訪ねました。凜とした姿で霧の向こうを見つめているようで、印象的でした。

ウマノスズクサ

関東以西~九州に点在する多年生つる草。

和名の由来は葉が馬の顔の形に似ていて花の球形の部分が馬の首にかける鈴に似ていることによる。

霧の大雲取越

那智勝浦町の那智山から新宮市熊野川町小口に至る熊野古道・大雲取越は天候が崩れると霧が立ち込め、幽玄な雰囲気を醸します。

この辺りが、死者との出会いの場である「亡者の出会い」と名付けられたのも納得できます。

 

桜と大鳥居

熊野本宮大社の旧社地、大斎原は桜の名所でもあります。とりわけ、日本一の大鳥居と桜の取り合わせは参拝者を魅了します。

野長瀬家のシダレザクラ

野長瀬家のシダレザクラは、田辺市中辺路町近露の熊野古道沿いにあります。今年は例年より1週間ほど早く満開になりました。

桜咲く那智山

那智山の桜は、里のソメイヨシノよりも早めに見頃を迎えます。晴天の桜も目に美しいのですが、お薦めはむしろ雨の日。わき立つ霧に見え隠れする那智の滝と、しっとりとした桜の共演が見事です。

本宮のクマノザクラ

世界遺産に登録されている大峰奥駈道の入り口に当たる七越峰(田辺市本宮町)には、クマノザクラと判定された木が3本あり、3月13日現在満開です。

三栖王子跡の桜と梅

田辺市下三栖にある三栖王子跡では2月下旬、早咲きの桜と梅の花が咲き競います。このような王子跡は他にありません。

万呂王子跡

熊野九十九王子の一つ、万呂王子跡は社や石碑はなく、梅畑の中にポツンと文化財を示す標柱が建っているだけです。梅の花が盛りを迎えた暖かい日に訪ねました。

ほのかな香り漂う「胡椒ノ木」

熊野本宮大社近くの熊野古道沿いで沈丁花に似た白い花を咲かせています。
関東以西の太平洋側の林内に生える高さ1ḿ以下の常緑小低木です。
果実は6月頃赤く熟すが有毒です。

早春の花「小芹葉黄蓮」

熊野古道散策で見かけることができる早春の花「小芹葉黄蓮(コセリバオウレン)」。
本州、四国の林内に生える常緑の多年草です。
花は小さくて目立たないですが、マクロレンズを使用すると中々魅力的な花です。
梅花黄連(バイカオウレン)と一緒に咲いていることがあります。

早春の花

熊野古道沿いで、早春の花「バイカオウレン」と「コセリバオウレン」が見頃を迎えています。バイカオウレンは、梅の花に似た姿から、コセリバオウレンは葉がセリに似ていることから名付けられたそうです。いずれも小さな花です。この季節に古道を歩くときには、ぜひ足元に目をやってください。

雪の道休禅門

「発心門王子」は、熊野九十九王子の中でも格式の高い五体王子の一つ。そこから熊野本宮大社を目指す古道沿いに巡礼者を見守る道休禅門地蔵があります。地元の人が「冬は寒かろう」と、わらの帽子をかぶせます。

牛馬童子 雪化粧

熊野古道・中辺路のシンボルの一つ、田辺市中辺路町近露の牛馬童子が雪化粧しました。

稲葉根王子の紅葉

稲葉根王子は、熊野九十九王子の中でも格式が高い五体王子の一つです。晩秋には、鮮やかな紅葉が王子社を彩ります。

朝霧の季節本番

田辺市中辺路町高原では、晩秋から早春にかけて、朝霧が立ち込めます。朝日が差し込む午前8時ごろまでみることができます。

カエデの巨木が紅葉

田辺市中辺路町高原の熊野古道沿いにあるカエデの巨木が紅葉の盛りを迎えました。その姿に圧倒されます。

大鳥居の朝

盆地になっている本宮は冬の朝、霧が立ち込めることが多くあります。

この日も霧が濃く、日の出の時刻を1時間以上過ぎた午前8時過ぎになって、ようやく朝日が顔を出しました。

 

阿弥陀寺の紅葉

那智勝浦町の妙法山阿弥陀寺の紅葉です。

境内からは那智湾を見下ろす雄大な景色が楽しめます。

紅葉までもう少し

田辺市中辺路町高原の熊野古道沿いにあるカエデの巨木が少し色づきました(2020年11月28日撮影)。あと1~2週間で紅葉の見頃になりそうです。

福定の大銀杏

田辺市中辺路町福定(ふくさだ)の大銀杏(おおいちょう)はその大きさに圧倒され、カメラを向けてもどう撮っていいのか分からなくなるほどです。今年(2020年)は黄葉の時期が短く、11月下旬の3連休でほとんど散ってしまいました。昨年の写真も交えて掲載します。

箸折峠の秋

平安時代、皇位を追われて失意のうち熊野に向かった花山法王(968~1008年)が昼食をとる際に、箸がかなかったことからお供の者が茅を折って箸代わりにしました。それからその場所が箸折峠と呼ばれるようになり、茅から赤い汁がしたたったことから法王が「これは血か露か」と聞いたこため、眼前の里は近露となったそうです。

峠から下る途中には東屋があり、近露の集落を見渡すことができます。秋のススキ(茅)とカエデが古道を彩ります。

 

 

近露の紅葉

熊野古道・中辺路の近露王子は、日置川のほとりにあります。その対岸にはカエデの並木があり、美しい紅葉を見ることができます。

那智の日の出

那智の浜ではこの季節、弁天島の後ろから上がる朝日を見ることができます。弁天島を「ゴジラ」に見立てて構図を決めるのも一興です。

大斎原遠望

熊野本宮大社から伏拝王子に向けて20分ほど歩くと、右手に「ちょっとよりみち展望台」の看板があります。

案内に従って急な階段を上り切ると、熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)と日本一の大鳥居を望むことができます。

秋から冬にかけて本宮町内は朝霧が立つことが多く、日の出の時刻からその1時間後ぐらいまで、左から差し込む朝日と朝霧の共演を見ることがてきます。

ナギナタコウジュの花

9年前、紀伊半島を襲った大災害後から50日ほど経った10月26日夕刻、熊野古道湯川王子へ向かう林道脇で群生しているナギナタコウジュを見かけ夢中で撮影。

しかし、その年を最後にばったりと見かけなくなりましたが、9年ぶりに前回の場所近くで発見しました。9年前を懐かしんでの撮影となりました。

百間ぐらの夕日

田辺市本宮町請川と新宮市熊野川町小口を結ぶ熊野古道が「小雲取越」です。その途中に、熊野の山々を見渡すことができる「百間ぐら」があります。

古道を歩いていると突然視界が開け、大きく曲がった道の頂点には地蔵尊があります。その後ろは千尋の谷。谷は西側に開けているので、沈む夕日は絶景です。

写真撮影は、車で移動します。本宮町請川から車で林道を走り、古道と交差する場所から徒歩20分ほどで到着します。

日没の時間を過ぎると足下が急に暗くなるので、懐中電灯は必須です。

潮見峠の雲海

秋が深まると、熊野古道に雲海の季節が訪れます。世界遺産に登録されている潮見峠越のルートでも、気象条件が合えば早朝に雲海を見ることができます。

雲海が発生しやすいのは、湿度が高く、冷え込んだ、風のない朝です。潮見峠の撮影ポイントは、峠から中辺路町小皆(こかい)に向けて1kmほど下った田辺市道沿いのビューポイント。

日の出の前後には景色がめまぐるしく変わるので、シャッターを切り続けます。

扇ケ浜ライトアップ

田辺市の扇ケ浜で10月17、18日に開かれた野営イベント「SHIOGORI CAMP(シオゴリ キャンプ)」の一環として、砂浜がライトアップされました。

浜が虹色に次々に表情を変え、幻想的な雰囲気を醸し出しました。

円座石

円座石(わろうだいし)は、熊野古道・中辺路の最大の難所、大雲取越(おおくもとりごえ)の途中にある巨石。昔、熊野の神々がその上で談笑したと伝わります。表面には、熊野三山の本地仏を表す三つの梵字(ぼんじ)が刻まれています。

円座(わろうだ)は、わらで編んだ円形の座布団「藁蓋」(わらふだ)が語源。和歌山県の方言では、「ざ」がなまって「だ」になるので、「わろうだ」ではなく「わろうざ」が正しいのではないかと誤解する人がありますが、そうではありません。

扇ケ浜夕景

田辺市江川の浜にはかつて、熊野参詣の巡礼が海水で身を清める潮垢離場がありましたが、今は埋め立てられて石碑が建っています。

その代わりに、景色のいい扇ケ浜に2018年、現代の潮垢離場が設けられました。そこから望む夕日は見応えがあります。

古道照らす名月

田辺市中辺路町の熊野古道「潮見峠」付近から中秋の名月を撮影しました。

月は東の山から上がり、やがて峠のススキを照らしました。

 

稲葉根王子近くのヒガンバナ

熊野九十九王子の中でも格式が高い五体王子の一つが上富田町岩田の稲葉根王子。そこからほど近い同町市ノ瀬の富田川河川敷でヒガンバナの群生が見頃を迎えています。

約800平方メートルの花畑を埋め尽くすヒガンバナは、真っ赤なじゅうたんのように見えて圧巻です。特に、対岸の山から朝日が昇る時刻には感動的な景色を見ることができ、写真愛好家に人気があります。

 

 

イワタバコ

湿気のある岩などに生える多年草で、古道沿いでも見ることができます。葉がたばこの葉に似ているので、この名が付けられました。夏に紫色の花を咲かせます。

霧がかかる那智大滝

梅雨末期のどんよりとした日を選んで、那智の滝の撮影に出掛けました。

那智山は天候が崩れると霧がかかりやすく、悪天候の日こそ雰囲気のいい写真が撮れます。しかしこの日はなかなか雨が降らず、カメラを三脚に載せて1時間待機。夕方5時前になってようやく雨が降り始め、霧が出ました。

霧のかかり具合は刻々と変化するので、シャッターを切り続けます。

出来上がった写真は・・・バランスが良ければいいほど「どこかで見た写真」になります。同僚は「ここに西日が差して虹が出たらいいのに」と言いますが、そんな場面にはなかなか出合えそうもありません。

 

 

 

熊野本宮大社の八咫烏風鈴

 田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社では毎年夏、色鮮やかな短冊に熊野の神鳥「八咫烏(やたがらす)」が描かれた「八咫烏風鈴」を境内につるし、参拝客を迎えます。

  風鈴は南部鉄製で、熊野地方に伝わる伝説「三体月」の模様が入っており、大きさは高さ約6・5センチ。長さ約27・5センチの短冊は、裏が銀色で、赤や青、黄など色鮮やかな表に八咫烏の模様が描かれており、風になびきながらキラキラと光ります。

 参道沿いのほか、最上部に八咫烏の像をあしらい、ゆっくりと回転する台、町内の商店の軒先などにもつるされます。

新宮で花火

新宮市の熊野川河川敷で7月22日夜、事前の告知なしに花火約200発が打ち上げられました。新宮商工会議所青年部が「地域を励まそう」と実施しました。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、夏の花火大会はほとんど中止なっています。新宮の花火は3密を避けるため、打ち上げ場所や日時を事前に公表しませんでした。

古代ハス

上富田町岡、田中神社隣のハス田では、古代ハスとして知られる大賀ハスを観賞することができます。見頃は6月中旬から7月下旬まで。近くに駐車場もあります。

疫病払う扇立祭

新宮市の世界遺産・熊野速玉大社では毎年7月14日、無病息災や五穀豊穣を願う「扇立祭」が営まれます。

本殿の前に檜扇が立てられ、厳かな雰囲気のなかで神事が執り行われた後は、ミス扇コンテストなどさまざまな催しがあり、多くの人たちでにぎわいます。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、時間を短縮して神事のみが執り行われました。