「【夏(6~8月)】」の検索結果(17件)

イワタバコ

湿気のある岩などに生える多年草で、古道沿いでも見ることができます。葉がたばこの葉に似ているので、この名が付けられました。夏に紫色の花を咲かせます。

霧がかかる那智大滝

梅雨末期のどんよりとした日を選んで、那智の滝の撮影に出掛けました。

那智山は天候が崩れると霧がかかりやすく、悪天候の日こそ雰囲気のいい写真が撮れます。しかしこの日はなかなか雨が降らず、カメラを三脚に載せて1時間待機。夕方5時前になってようやく雨が降り始め、霧が出ました。

霧のかかり具合は刻々と変化するので、シャッターを切り続けます。

出来上がった写真は・・・バランスが良ければいいほど「どこかで見た写真」になります。同僚は「ここに西日が差して虹が出たらいいのに」と言いますが、そんな場面にはなかなか出合えそうもありません。

 

 

 

熊野本宮大社の八咫烏風鈴

 田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社では毎年夏、色鮮やかな短冊に熊野の神鳥「八咫烏(やたがらす)」が描かれた「八咫烏風鈴」を境内につるし、参拝客を迎えます。

  風鈴は南部鉄製で、熊野地方に伝わる伝説「三体月」の模様が入っており、大きさは高さ約6・5センチ。長さ約27・5センチの短冊は、裏が銀色で、赤や青、黄など色鮮やかな表に八咫烏の模様が描かれており、風になびきながらキラキラと光ります。

 参道沿いのほか、最上部に八咫烏の像をあしらい、ゆっくりと回転する台、町内の商店の軒先などにもつるされます。

新宮で花火

新宮市の熊野川河川敷で7月22日夜、事前の告知なしに花火約200発が打ち上げられました。新宮商工会議所青年部が「地域を励まそう」と実施しました。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、夏の花火大会はほとんど中止なっています。新宮の花火は3密を避けるため、打ち上げ場所や日時を事前に公表しませんでした。

ゆかし潟のハマボウ

熊野古道・大辺路の世界遺産である「駿田峠」と「二河峠」の間にある「ゆかし潟」は風光明媚な汽水湖で、詩人の佐藤春夫が命名したといわれています。7月にはその湖畔を黄色いハマボウの花が彩ります。

(一部の写真は光の反射がリング状になるレフレクス型の望遠レンズで撮影しています)

古代ハス

上富田町岡、田中神社隣のハス田では、古代ハスとして知られる大賀ハスを観賞することができます。見頃は6月中旬から7月下旬まで。近くに駐車場もあります。

疫病払う扇立祭

新宮市の世界遺産・熊野速玉大社では毎年7月14日、無病息災や五穀豊穣を願う「扇立祭」が営まれます。

本殿の前に檜扇が立てられ、厳かな雰囲気のなかで神事が執り行われた後は、ミス扇コンテストなどさまざまな催しがあり、多くの人たちでにぎわいます。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、時間を短縮して神事のみが執り行われました。

闇夜に光るシイノトモシビタケ

紀南の沿岸林では、毎年5月から9月ごろに掛けて、光るキノコ「シイノトモシビタケ」を見ることができます。

各地で見ることはできますが、夜中の森に分け入り、自分で発見するのはなかなか困難。

那智勝浦町の宇久井半島にある目覚山では「宇久井海と森の自然塾運営協議会」が観察会を開いており、毎年、多くの人が訪れています。

 

水量を増した那智の滝

直瀑としては日本一の落差(133㍍)を誇る那智の滝。普段でも見応えのある滝ですが、雨で水量を増した時は轟音が鳴り響き、驚くほどの迫力となります。

幻想的な大門坂

那智勝浦智勝浦町那智山にある熊野古道「大門坂」は、苔むした美しい石畳と沿道の杉木立が古道歩きに訪れた人たちを魅了します。

特に、雨の日に霞が掛かれば、より幻想的な雰囲気を醸し出します。

出掛けるのが鬱陶しい梅雨時季ですが、訪れたい絶景ポイントです。

ササユリ

ササユリは6月から7月にかけて、熊野古道を華麗に彩ります。乱獲や獣害で数が少なくなっていますが、田辺市中辺路町近露では、古道沿いの畑で大切に育てられているササユリを見学することができます。

ツルアリドウシ

ツルアリドウシは5月から6月にかけて古道の足元で小さい白い花を咲かせ、やがて赤い実を結びます。花は近付いてよく見ると、毛がたくさん生えています。

ウツボグサ

熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)を望む伏拝王子の近くにウツボグサが咲いていました。ウツボグサの「ウツボ」は、魚のウツボではなく、武士が弓矢を入れる道具「靫(うつぼ)」に花の形が似ていることから名付けられたそうです。

ヤマアジサイ

熊野古道沿いに見られる質素なアジサイが「ヤマアジサイ」。梅雨時の雨が似合います。

コアジサイ

熊野の山中には5月下旬から6月上旬にかけて、装飾花がないアジサイ「コアジサイ」が咲きます。満開のコアジサイはふわふわの玉のように見えます。

熊野那智大社の紫陽花祭

熊野那智大社(男成洋三宮司)で6月14日、無病息災と自然の恵みへの感謝をアジサイに託して神前に供える「紫陽花(あじさい)祭」が営まれました。拝殿では、みこがアジサイの小枝を手に持って舞う「豊栄舞」が奉納されました。見頃を迎えた境内の紫陽花園もこの日から無料開放されています。30日まで。

ホタルが乱舞

西行法師ゆかりの八上王子がある上富田町岡では5月下旬から6月上旬にかけて、ホタルを観賞することができます。川面を乱舞する光景は幻想的です。