きしゅうびんちょうたんきねんこうえん

　紀州きしゅう備長炭びんちょうたん記念きねん公園こうえんへ見学けんがくに行いきました。
　平成へいせい９年ねんの４月がつにできたそうです。
　まずは、備長炭びんちょうたん発見館はっけんかんの中なかを山本やまもとさんに案内あんないしてもらいました。備長炭びんちょうたんに関かんする資料しりょうがたくさんありました。
　昔むかしの人ひとたちは、夏なつはお百姓ひゃくしょう、冬ふゆは炭焼すみやきの仕事しごとをしていたそうです。
　今いまみたいに、車くるまがなく重おもたい木きを運はこぶことができないし、炭作すみづくりの１０日かほどは目めが離はなせないので、山やまのなかに簡単かんたんな小屋こやを建たてて、炭焼すみやきをしていたそうです。
　備長炭びんちょうたんになるウバメガシは、とてもゆっくりせいちょうするそうです。もってみると、とても重おもたかったです。
　ウバメガシから備長炭びんちょうたんになると、太ふとさは３ぶんの１、重おもさは１０ぶんの１になるそうです。
　備長炭びんちょうたんは白炭しろずみの中なかでも１番ばん高級こうきゅうな炭すみだそうです。
　施設しせつの中なかには、この写真しゃしんのように、炭琴たんきんやかざり炭ずみなど、色々いろいろなものがありました。
　これらのほとんどが寄付きふしてもらったそうです。すごいなと思おもいました。
　この施設しせつでは、１５人にんの方かたが働はたいているそうです。
　道みちの駅えきになっているので、ドライブの休憩きゅうけいや備長炭びんちょうたんに興味きょうみがある方かたがよく来くるそうです。
　平日へいじつで４０～５０人にんくらいの方かたが来きて、週末しゅうまつはもっとたくさんの方かたが来きているそうです。
　山本やまもとさんは、お客きゃくさんを案内あんないして、「よくわかった。」や「楽たのしかった。」と言いってもらえることがうれしいと教おしえてくれました。
　次は炭焼すみやきさんについて紹介しょうかいします。
　紀州きしゅう備長炭びんちょうたん記念きねん公園こうえんには、５人にんの炭焼すみやきさんがいるそうです。秋津川あきづがわ地区ちく全体ぜんたいでは１５人にんくらいの方かたがいるそうです。
　炭すみを焼く作業さぎょうもとても大変たいへんですが、山やまの中なかで木きを切る作業さぎょうもとても大変たいへんと教おしえてくれました。
　炭焼すみやきさんは、じぶんが思おもうような、とても良よい備長炭びんちょうたんができたときが嬉うれしいと教おしえてくれました。
　売店ばいてんの方かたにもお話はなしを聞ききました。お店みせにはたくさんの商品しょうひんがありました。
　炭すみを使つかった商品しょうひんと梅干うめぼしが人気にんきだとおっしゃっていました。
　梅うめをとる季節きせつの６月がつや今いまの紅葉こうようの季節きせつがいそがしいそうです。
　夏休なつやすみもバーベキューに使つかう炭すみを買かいにくるお客きゃくさんが多おおいそうです。
　お仕事しごとで難むずかしいことは、お客きゃくさんに炭すみや梅うめのことをわかりやすく説明せつめいすることだそうです。
　うれしいことは、お客きゃくさんから「またきたよ。」「よかったからまた買かいにきたよ。」といってもらえることだそうです。