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熊野古道コンシェルジュ
■雨の古道を楽しもう(3)雨具の洗濯
2020/11/20
c.nagase

雨具は、表面の汚れだけでなく、汗や皮脂でも防水透湿性素材の性能が損なわれるそうです。そのためメーカーではこまめな洗濯を推奨しています。洗濯方法は各メーカーのホームページなどに記載しているので、それに従ってください。特に注意する点だけ記載します。
■柔軟剤は使わないで
洗剤は、防水透湿性素材専用のものか、中性洗剤を使ってください。使ってはいけないのは柔軟剤成分入りの洗剤。柔軟剤を使うと生地表面の撥水性が損なわれ、水を弾かなくなってしまいます。また、すすぎ洗いが足りずに洗剤が残っていると防水透湿性能が損なわれるので、すすぎはしっかりしてください。私はアウトドアショップで購入した専用洗剤で手洗いしています。
■脱水もNG
洗濯機でやってはいけないのは脱水。雨具が水をさえぎって洗濯槽の排水ができなくなり、トラブルにつながります。ある程度水を切ってから、バスタオルなどで表面の水を吸ってやると干しやすくなります。
乾燥機があるのでしたら、熱を与えることで撥水性能が蘇ります。乾燥機を使わない場合、低温または中温で当て布をしてアイロンを掛けてください。熱処理をするのとしないのとでは撥水性能に大きな差が出ます。
熱処理をしても撥水性能が回復しない場合には、市販の撥水スプレーや漬け置き式の撥水剤で再度加工します。これまで使った経験では、スプレーは手軽に使えるのですが効果が弱く、あまり長持ちしないと感じるので、最近は漬け置き式を愛用しています。
AGARA熊野古道ニュース
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(12/2 14:30)
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