水害から復旧した「赤木越」分岐点|AGARA熊野古道コンシェルジュ

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水害から復旧した「赤木越」分岐点

2021/4/26
c.nagase

2018年8月下旬の水害で通行止めになっていた、田辺市本宮町三越の熊野古道「赤木越」分岐点がこの4月から復旧しました。

■紀伊民報記事 古道の本来ルート復活 田辺市本宮町三越、台風被害から2年半

分岐点は、三越峠~発心門王子のルートと、湯の峰温泉からの赤木越ルートが交わる場所です。ここが通れなかったたため、古道歩きの際に大きな迂回が必要でした。

被災した場所は、熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)まで流れる音無川の上流で、初夏は新緑、秋には紅葉が美しい場所です。

通行が再開されたので行ってみると、当たりの景色は一変していました。よほど大きな災害だったのでしょう。

写真の右側(上流)が三越峠、左側が船玉神社~発心門王子、橋を渡ると赤木越ルートになります。
橋の対岸(赤木越側)から見た音無川です。かつての美しい渓流の面影はありません。
橋の上から見た下流です。まだ工事は続くようです。
上流(三越峠方面)の景色です。