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おすすめスポット/知る人ぞ知る!? 志原海岸でプチアドベンチャー!/鳥毛洞窟と千畳敷

2021/7/19
地域リポーター

白浜町日置にある志原海岸。
太平洋を見渡せる道の駅があり、観光客や地元の人の憩いの場になっています。

そこから歩いて30分ほどで、干潮の時にしか行けない穴場スポットがあるのをご存じですか?
今回は雄大な自然を独り占めできるスポット「鳥毛洞窟(とりけどうくつ)」を紹介します。

鳥毛洞窟と志原の千畳敷

岸壁にぽっかり開いた二つの穴。これが鳥毛洞窟です。

洞窟と言っても、山口県の秋芳洞のような、石灰岩が地下水などにより浸食された「鍾乳洞」ではなく「海食洞(かいしょくどう)」です。

海食洞とは、岸壁に波の浸食によりできる洞窟のことで、同じ白浜町の観光スポット「三段壁洞窟」もこの海食洞です。

洞窟の高さは約10m、奥行きは約25mあり、奥まで入ることができます。
しかし整備された観光地ではありませんので、足元には十分気を付けてください。

中に入ると、四角い柱状の岩を積み上げたような壁や天井を見ることができます。
子どもが洞窟の中で声を出すと「すごい響いて面白い!」と不思議な様子。
「波の力でここまで大きな洞窟になるには、どれほどの年月がかかるのだろう」と感動しました。

最大の見所はこの洞窟ですが、そこに至るまで歩く平らな岩場も興味深いものです。
この岩場は「波食棚(はしょくだな)」と言い、これも波の力によって自然に形作られたもの。
この辺りは「志原の千畳敷」と言われ、白浜の千畳敷に負けないくらい壮大な景観です。
遠くに志原海岸の名所、ベアーズロックも望むことができました。

志原海岸周辺は南紀熊野ジオパークに認定されています。

磯遊びも楽しい


子どもは、あちらこちらにある潮だまりを観察するのが楽しいようです。
小魚、カニ、ヤドカリ、ウニ、イソギンチャク、カメノテ--。夢中になって磯の生き物を探していました。

また、岩場ではなく小さな浜のようになっている場所があり、そこでは砂や小石に混じってシーグラスをたくさん見つけることができました。
子どもが5分ほど探しただけで、さまざまな色と形のシーグラスを10個くらい集めることができましたよ。これも穴場スポットならではです。

冒険心をくすぐる秘密の場所!?


志原の千畳敷と鳥毛洞窟へ行くには、志原海岸・道の駅がスタート地点。
そこから海岸の堤防沿いに、青いラインが目印の自転車道を北の方向へ歩いて行きます。
しばらく歩くと山道に入り「本当に海岸にたどり着けるの?」と思うぐらい、木々の中を歩きます。
道なりに登り坂を歩いて行くと道が二手に分かれますが、登りの車道ではなく下へ降りる道を進みます。

木々で覆われた薄暗い道を抜けると突然視界が開け、青い海が美しい入り江が見えてきます。
道の駅からここまで約15分。ここまでの道のりとのギャップに、秘密の場所を見つけたような気分になりました。

入り江に向かって右側に少し整備された道があるので、そちらの方向へさらに15分ほど歩くと鳥毛洞窟に到着します。

干潮の時だけ行ける、知る人ぞ知る穴場スポット。
大人も子どもも関係なく冒険心をくすぐる穴場スポットです。

※注意
満潮の時は洞窟に行くことはできません。
また、洞窟から帰る時に潮が満ちると帰れなくなるので注意が必要です。
事前に干潮の時間を調べて、余裕を持って訪れるようにしてください。

【基本情報】
 志原海岸
・所在地:和歌山県白浜町日置
・アクセス:JR紀勢本線「紀伊日置駅」から車で約10分
紀勢自動車道「日置IC」から車で約5分
・問い合わせ:0739-52-2300(白浜町日置川事務所産業建設係)
0739-52-4100(道の駅・志原海岸)
・営業時間:9:00~20:00(道の駅・志原海岸)
※休憩室には無料wifiがあります。

南紀熊野ジオパーク推進協議会
和歌山県和歌山市小松原通1-1 (和歌山県 自然環境室内)
TEL:073-441-2690
FAX:073-433-3590
http://nankikumanogeo.jp/

地域リポーター:中嶋 知子