おすすめスポット/隠れ家的なおしゃれカフェ/パラダイス・カフェ(田辺市中辺路町温川)|AGARA子育て応援ひろば

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おすすめスポット/隠れ家的なおしゃれカフェ/パラダイス・カフェ(田辺市中辺路町温川)

2021/7/30
地域リポーター

パラダイス・カフェをご存じですか?

自分へのご褒美に、田辺市中辺路町温川(ぬるみがわ)にあるおしゃれなカフェでゆっくりした時間を過ごすのはいかがでしょうか?

温川について

温川は古くからある農村で、田辺市に合併する前は中辺路町温川でした。中辺路は熊野古道の主要部分(滝尻、近露、大坂峠)を含む地域です。2009年5月には国道371号線(串本~高野龍神スカイライン~大阪河内長野)の温川バイパスが開通しました。

温川の地名は温川が流れているのかと思ったのですが、流れているのは富田川の支流中川(なかがわ)です。

「紀伊続風土記」に「此地皆山高く渓流湍急なるに此所地やや平坦にして川流れ急疾ならす因りて努留美川の称あり」とあります。

難しい言葉が並んでいますが、「このあたりは高い山に囲まれていて渓流は流れが急ですが、この場所は平坦なので川の流れが早くならず、よって努留美川(ぬるみかわ)と呼ばれています」と私は解釈しました。

地名の温川は村内の春日神社の1498(明応7)年11月吉日付銘の棟札に「栗栖河庄温川里」とみえるのが早いようです。(参考:和歌山県の地名 日本歴史地名大系31=平凡社編・刊)

温川は東京から650km、大阪からでも200km離れています。住民は100人足らず(令和2年田辺市役所統計住民数報より)で、田んぼが一面に広がるのどかな所です。

パラダイス・カフェは、田辺市街地にあった広告企画会社が小学校の跡地にできた織物工場と7000坪余りの土地を委託され、この地に本社を移すことから始めた「グリーンスペース温川プロジェクト」の一環で作られたものです。(参考:グリーンスペース温川プロジェクトサイト)

土日に営業

パラダイス・カフェは2021年6月時点では土日のみの営業になっています。伺った日は土曜日で、お昼頃にはたくさんの来店客でにぎわっていましたが、店内が広くてテラス席もありますので密にはなりませんでした。

食事とデザート

それでは、食事の紹介です。

ベーコンとなす・えだ豆のトマトソースパスタ(小皿に取り分けています)
マルゲリータ(ピザ )
そしてデザートは温川産ブルーベリーのショートケーキです

ブルーベリーが大粒、ジューシーでした。

食事とデザートを満喫した後はギャラリー室で展示・販売を楽しみました。

【基本情報】
パラダイス・カフェ
住所:和歌山県田辺市中辺路町温川170
TEL :0739-64-0888
営業時間:11:00~黄昏時まで
開店日:現在、土日のみ
facebook: 温川の 風太日記

地域レポーター・松岡正彦