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おすすめスポット/心と体に優しい料理とお菓子/「カフェなんたん屋」(串本町潮岬)

2021/8/31
地域リポーター

「カフェなんたん屋」は、地元の生活を長年支えた小売店「イサブロ商店」だった建物をセルフリノベーションしてオープンしたカフェです。

兵庫県出身の柴田香衣さんと、大阪府出身の 谷田部徳子さんの女性2人が経営しています。

柴田さんは串本町特産のサツマイモ「なんたん蜜姫」の生産者です。2017年から潮岬で栽培を始めました。その翌年になんたん蜜姫を使ったタルトやマフィンなどを作る加工場「なんたん屋」をスタートさせました。次に加工場経営と並行し、お菓子や料理を直接お客さんに提供できる場を潮岬で探し始めます。そして2020年、使われなくなって数年が経っていた旧・イサブロ商店の建物に出合いました。

「2人目の娘をベビーカーに乗せて散歩しているときに偶然、見つけました」と語る柴田さん(右)

さっそく家主さんに会いに行くととんとん拍子に話が進み、賃貸契約が成立。そして、当時北海道で看護師をしていた友人・谷田部さんにカフェの共同経営を持ち掛けます。すると「いいよー」と即答してくれ、こちらもとんとん拍子でコンビ結成が決まりました。

谷田部さんは絵描き。世界各地を旅して絵を描いています。

柴田さんはまずは1人で、店に残っていた陳列棚や不用品などの片付けをコツコツと始めます。2020年9月には谷田部さんが串本町に移住。その後は2人で壁や天井の補修などを行います。そして串本町・田並の「田並劇場」オーナー林憲昭さんと澄蓮さんの2人も工事に加わり、2021年2月4日にカフェ・なんたん屋がオープンしました。

自然光がたっぷりの店内は心地の良い空間です。

柴田さんたちは地元の人に愛されたイサブロ商店の面影を残すべく、時代を感じさせる字体の「イサブロ」の看板は掲げたままにしておくことにしました。

ありし日のイサブロ商店の写真が飾られていました。

なんたん屋のカフェメニューは全てテークアウトが可能です。

ランチメニューは、地元の野菜や平飼い卵、無添加調味料などを使った優しい味の主菜とお惣菜に6分づきのご飯、自家製味噌のお味噌汁がつく日替わりのプレートを用意。ホットサンドやピタサンド などの軽食もあります。お菓子は焼き菓子やドーナツ、夏期は冷たいデザートをメニューに入れています。

12月〜5月のフードメニューにはなんたん蜜姫を使い、7月〜10月は季節の野菜中心の献立となります(6月と11月は農作業のためお休み)。木曜日はベジタリアンランチの日で、肉・魚不使用のメニューを用意しています。

ある日のベジタリアンメニュー。高野豆腐と野菜の餃子、長芋のソテー、豆腐の塩麹漬け、ニンジンのビーガンバターグラッセ、コンニャクの味噌煮、なんたん蜜姫のホットサンド、ミネストローネなど盛りだくさん。これで900円はお手頃!(テークアウトは800円)

焼き菓子とサツマイモ入りのベーグル。
ドーナツの種類は日替わり。この日はチョコ&アーモンド、レモン、スイカ(!)の3種類でした。
チョコバナナのジェラートは動物性食品不使用でさっぱりとした味わい。自家製ジンジャーエールはしっかりとショウガの風味が効いています。

ドリンクメニューは自家焙煎のフェアトレードコーヒーや紅茶、チャイ、100%ストレート果汁のリンゴジュース、無農薬レモンの酵素スカッシュ、自家製ジンジャーエールなどです。

カフェなんたん屋の広々とした店内は子ども連れの食事にもぴったりです。

各テーブルの間はゆったりと空間が設けられています。
絵本やおもちゃのあるキッズスペースは授乳、おむつ替えスペースのすぐ隣。小さな子どもを持つオーナーならではの心遣いです。
谷田部さん作の「地球」も常時展示されています。
谷田部さんによる壁のペインティング。
閲覧可能な雑誌や書籍も充実しています。

店内には谷田部さんデザインのバッグや手拭いなどの雑貨販売コーナーもあります。

サツマイモと海風をモチーフにした手拭いと、串本町在住の作家さんによる刺し子の布巾。

安心して外食が楽しめる状況になったら、子どもと一緒になんたん屋のランチに出掛けてみてはいかがでしょうか。もちろんテークアウトは常時可能です。天気の良い日にはカフェなんたん屋でテークアウト、その後望楼の芝でピクニックというコースがお薦めですよ!

【基本情報】
カフェなんたん屋
住所:和歌山県串本町潮岬3135
電話:090-9278-3686
営業時間:11:30〜16:00
定休日:日・月・火曜日
駐車場   : あり(カフェ裏)
トイレ   : あり(オムツ替え・授乳スペースあり)

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地域リポーター・金谷 真以子