おでかけリポート/家族で運動不足を解消!/みやまの里森林公園(日高川町)|AGARA子育て応援ひろば

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おでかけリポート/家族で運動不足を解消!/みやまの里森林公園(日高川町)

2023/4/13
地域リポーター

日本一長い藤棚が有名な、みやまの里森林公園。藤の花のシーズンを前に、家族5人で訪ねてみました。

暖かくなり、椿山ダムの周辺も春の優しい日差しの反射がキラキラと美しく、ドライブだけでも気持ちいい季節。日高川に沿って走る国道424号線から側道を少し入ったところにある、「道のほっとステーションみやまの里」に車を停めました。

ここで公園に入るチケットを購入し、道を渡ってすぐのみやまの里森林公園に向かいます。

公園へ入るとすぐに藤棚ロードが始まります。公園をぐるっと一周するルートで、時計回り・反時計回りのどちらからでも回ることが可能です。

時計回りは、健康階段という名前のついた500段ほどの急な階段があり、反時計回りは緩やかだけれど長い坂道が続きます。

「5歳の子どもには急な階段はきびしいかも」と思い、反時計回りの坂道からスタートしました。

グネグネとした道に子どもたちは大はしゃぎ

グネグネと曲がりながら上る坂道。子どもたちは元気に走りながら進みます。舗装はされていますが、「山の中を歩いている」という雰囲気も感じられ、探検気分が味わえます。子どもたちは大はしゃぎでどんどん進んでいきます。

ついていけない大人はゆっくりペース。一本道なので迷う心配がなく、安心して子どもたちと歩けます。

まずは「ミステリーハウス」を目指そう!と意気込んでスタートです。

最初の目的地、ミステリーハウスへ

植物などを見ながら20分ほど進むと、お目当ての建物が目に飛び込んできました。転げ落ちそうな角度の建物で、すぐにミステリーハウスだと分かります。

「こわーい」と言いつつも、子どもたちはおおはしゃぎ。おなじみの上に向かって転がる(ように見える)ボールや、傾斜で上がりにくい階段もありました。

斜めになっているというだけですが、子ども心がくすぐられるようで、しばらくこの不思議な空間を楽しんでいました。

次の目的地、展望台へ!

ミステリーハウスを堪能したあとは、今度は上にある展望台を目指します。また藤棚の下を歩いていきました。子どもたちもやや疲れた印象ですが、途中で咲いている八重桜や、貯水槽にいたウシガエルなど、自然を楽しみながら展望台へ到着!

展望台はシンプルな造りで、「階段から向こう側が見えて怖い」と高いところがあまり好きでない長男と、まだ小さい5歳の次男は手をつないで一気に上がりました。

椿山ダムと里山の風景が気持ちよかったです。

展望台からは健康階段を下って一直線に駐車場まで降りられます。急な階段ですが、5歳の子どもでも一人で降りられました。

みやまの里森林公園は、ミステリーハウスや展望台など目標になる場所があるので、子どもたちでも楽しんで歩けます。約1.6kmの行程を歩き切った後のアイスクリームは格別でした。

4月下旬には藤棚が見頃!

今年(2023年)は例年より早く、早咲きの藤が開花したそうです。
例年は5月上旬まで楽しめますが、今年は4月中に行った方がよさそうです。

藤が見頃の時季には展望台からこんな景色が望めます
満開になると紫色の壁のようです

十分気持ちよかったですが、藤の花の下を歩くのはさらに楽しいだろうと思います。

森林公園内には飲み物や食べ物の販売はありませんので、飲み物を持って上がることをお薦めします。もちろん歩きやすい靴で行きましょう。

基本情報
所在地(住所):和歌山県日高川町初湯川202
連絡先電話番号:0738-57-0180
営業時間:8:30-17:00
定休日:不定休
駐車場(台数):あり
利用料金:大人700円/小・中学生200円
(公衆)トイレの有無:あり

地域リポーター・森脇 碌