お出かけリポート/あなたはどこまで耐えられるかな?/足ツボロード(白浜町)|AGARA子育て応援ひろば

子育て応援団ブログ

お出かけリポート/あなたはどこまで耐えられるかな?/足ツボロード(白浜町)

2023/7/14
地域リポーター

白浜町の志原海岸に面白いものがあると聞き、早速行ってみました。
その名も「足つぼロード」。

親と遊びに出かけることを嫌がる娘と息子が珍しく「行きたい!」と食いついてきました。

あれ?余裕で歩けるのでは?

白浜町日置にある、道の駅志原海岸のすぐそばに大きな足の形の看板があります。

石が真っすぐ敷き詰められた、長さ約50mの足つぼロード。
靴を脱いで足を踏み出したところにあるのは、一見滑らかで大きな石です。

「これは行ける!」と子どもに豪語した瞬間、後悔。
「あかーん!」と絶叫しました。

激痛に耐えながら動けずにいる私の横を、10歳の娘はスイスイ歩いて行きます。
「負けていられない」とフラフラ進んでいく私。

地獄の絶叫エリア

足つぼロードは、石の種類によって5つのエリアに分けられています。
同じ種類の石を使っていても、平らな面を上にしているちょっとした優しさが感じられるエリアと、石の横や縦の鋭い面を上にして敷き詰められている厳しいエリアが。しかも進むにつれて敷き詰められた石が小さく、鋭くなっていきます。

どんどん歩いていた娘も、一番小さい石から2番目のエリアでは歩いていられなくなりました。
石が一番小さい最後のエリアでは、息子もギブアップしました。

あなたは健康?それとも…

私たちが絶叫しながら足つぼロードを歩いていると、観光客がやってきました。

若い女性や年配の女性が試しましたが、同じように「痛い〜!」と言いながらも楽しそうに歩いています。
痛いと分かっていても歩いてみたくなる気持ち、分かります。

足つぼロードの横には、道路沿いにある足の看板と同じ足の絵が書いてあり、足つぼの場所を示しています。

汗を拭いながら足つぼを指差し、「私はここが一番痛かった」「ここは痛くなかった」と親子で言いつつ、まるで絶叫アトラクションに乗ったかのような高揚した気分になりました。

志原海岸は親子連れにお薦め

志原海岸は、和歌山夕日100選に選ばれている風光明媚な観光スポットでもあります。

足つぼロードで楽しんだ後は海岸で遊んでみてはいかがでしょうか。
波打ち際を散歩したり、きれいな貝やシーグラスを探してみるのも楽しいです。

この海岸のシンボル、「ベアーズロック」の方へ行くと磯になっていて、引き潮の時は潮だまりの生き物を観察できますよ。
道の駅には多目的トイレや授乳室があるので、小さいお子さん連れでも安心です。

基本情報
所在地(住所):和歌山県白浜町日置2039-73
連絡先電話番号:0739-52-2300(白浜町日置川事務所 産業建設係)
営業時間:なし
定休日:なし
駐車場(台数):道の駅志原海岸
利用料金:無料
(公衆)トイレの有無:有(道の駅志原海岸)

地域リポーター・中嶋知子