お出かけスポット/自由な遊び場・梅原プレーパーク/梅原児童公園近く(和歌山市)|AGARA子育て応援ひろば

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お出かけスポット/自由な遊び場・梅原プレーパーク/梅原児童公園近く(和歌山市)

2023/11/5
地域リポーター

「近くの公園もいいけれど、もっと自由に遊んでほしい」。
とはいえ、「自然遊びをさせよう!」と意気込むと準備だけで疲れてしまいます。
今回は気軽に行くことができて、自由に遊べる里山のような場所、「梅原プレーパーク」を紹介します。

プレーパークは子どもが自由に遊ぶことができる場所

プレーパークは、子どもが自分の責任で自由に遊ぶことができる場所です。
危険なこと以外、やってはいけないことはありません。

梅原プレーパークは、和歌山市・梅原児童遊園の近くで開かれています。
「きのくに子どもNPO」がこの場所で20年以上前から開催しています。

年長の息子と6月に遊びに行きました。
プレーパークまでは、児童遊園横の階段を上ります。

階段を上り切ると開けた場所があります。

広場の奥には山があります。

梅雨の晴れ間で気温が高い日でしたが、山に木が生い茂っていて日差しを遮ってくれました。

こちらはブランコです。
木の枝にロープをかけているので、いろいろな方向に揺れます。

こちらは、ターザンロープです。
高いところからスタートできるので、浮遊感がたまりません。

次々に新しい遊びが始まる

わが家が遊びに行った6月は、ヤマモモがなる時季です。
スタッフさんが、落ちているきれいなヤマモモを集めてくれていました。

子どもたちのうちの一人が「木になっているヤマモモはあるか、探してみる」と言い出すと、他の子どもたちも次々に山の斜面を登り始めました。

息子も付いて行こうとしますが、急な斜面に悪戦苦闘。
一緒に探していた子どもたちが、「ここにもある」と次々に落ちているヤマモモを発見します。

残念ながら、枝になっているものは見つけられず。
しかし、そのうちまた別の遊びが始まります。
息子はキノコを探し始めました。

木の根元にキノコを発見。
高学年のお兄ちゃんたちは、木とツタで弓矢作りに挑戦中。

二人で協力して作り上げ完成です。

他の子は、落ちている木をのこぎりで切り始めました。

その様子を見て息子も挑戦。
のこぎりで木を切るとおがくずが出てくるのを見て、「粉が出てくる!」と初めての経験に驚いていました。
新しい発見があったようです。

懐かしい遊びに子どもたちは大はしゃぎ

スタッフさんが、コマやけん玉を用意してくれていました。

コマ遊びは、順番待ちができるほど人気がありました。
初めての息子はひもを巻きつけることにも苦戦。

参加している子どものお父さんに、コマ名人のような人がいました。
苦戦している子どもたちにコツを伝授してくれます。
しかし、コマはできるようになるまで時間がかかるものですよね。
飽きて別のことをする子もいれば、できるようになるまで練習する子もいる。
子どもの個性が現れて面白いです。

「みんなで何かしよう」ではなく、それぞれがしたいことをする場所。
それがプレーパークです。
何もない場所だと退屈になりがちですが、少しの道具と友達がいると、どんどん遊びが広がります。

親は子どもを見守るだけで、いつ来ても、いつ帰ってもいい自由な集まりです。
これなら気軽に参加できますね。

プレーパークが行われている場所には、トイレや水はありません。
気になるようであれば、ウェットティッシュや水を持参すると安心です。
虫もいますので、長袖長ズボンと虫除けは必須です。
また、けが予防のため軍手と汚れた時のため着替えの持参をお薦めします。

7月から9月の夏の間、プレーパークはお休み。
秋の少し涼しくなった時季から再開です。
周辺には駐車場はなく、初めて行く方は、道が分かりにくいと思います。
事前に「きのくにこどもNPO」さんにお問い合わせください。

基本情報
所在地(住所):和歌山市梅原483 梅原児童遊園近く
連絡先電話番号:きのくに子どもNPO 073- 452-7710
営業時間:毎月第4土曜日13:00~16:00
定休日:
駐車場(台数):無
利用料金:無
(公衆)トイレの有無:無

地域リポーター・神林 真衣