子育て応援団ブログ
お出かけスポット/大人気のアニメやゲームに出てくる生物に会える博物館/和歌山県立自然博物館(海南市)
お子さんに大人気のアニメ、ゲームに出てくる生物に会える
海南市にある、和歌山県立自然博物館の「水族館エリア」にスポットを当てます。
ここは、大人気のアニメやゲームに登場する生き物に出合える夢の場所です。
その中で、ダイビングを趣味とする私が、お子さんにお薦めしたい生き物を3種類選びました。
おしゃべり大好き、ニモの親友ドリー
トップバッターは、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」に登場する、ドリーことナンヨウハギです。
「沿岸の生物」エリアに展示されています。
サンゴ礁域に生息し、群れを作って生活しています。
エサはおもに動物プランクトンです。
幼魚はサンゴの周囲に群れ、敵が近づくと素早くサンゴや岩の隙間に身を隠します。
イソギンチャクに隠れているニモと同じですね。
その特徴は、青・黒・黄の三色からなる独特な体色をもつこと。
私が串本の海を訪れたとき、このきれいな青色に目を奪われました。
ドリーは、人間の文字を解読するという隠れた才能を持っていますよね。
ひょっとしたら、この子は私たちの会話が理解できたりして。
ゲーム「あつまれ動物の森」で人気のハコフグ
任天堂のゲーム「あつまれどうぶつの森」シリーズで、深夜帯にしか釣れないハコフグをご紹介します。
ハコフグを一躍有名にしたのが、魚類学者の「さかなクン」の帽子です。
ハコフグは、世界で25種類おり、日本では9種類が分布しています。
私は、白崎や白浜の海を潜ったときに見たことがあります。
小さなヒレをひらひらさせながら泳ぐ姿はかわいらしく、永遠に見ていたいほどでした。
ダイバーの間でも写真を撮る人が多い大人気の魚です。
この愛くるしい姿をぜひ見に行ってください。
魅了されること間違いなし!
深い海に生息するパイナップル!
「和歌山の海・魚と棲み家」エリアには、マツカサウオが展示されています。
任天堂「あつまれどうぶつの森」シリーズで釣れるマツカサウオは、和歌山県の海でも見られる魚です。
体長は通常15cm、最大17cm。
生まれたての幼魚の体色は黒色です。
成長するにつれてしだいに黄色味を帯びていき、成魚になると黄色味も薄れ、薄黄色になります。
体側は、よろいをつけて武装する武者のように、硬く厚いうろこで覆われているのが特徴です。
うろこの模様がパイナップルに似ていることから、ダイバーの間では、「パイナップルフィッシュ」の愛称で呼ばれています。
私も白崎海岸の海で見たときに、「まさしく泳ぐパイナップルだ!」と心の中で叫びました。
博物館を出た後も、お子さんが興味を持った生物の話をしたり、図鑑やインターネットで一緒に調べてみたりするのも楽しいのではないでしょうか。
*注 今回ご紹介した魚の種類は取材時のもので、展示の内容は変更されることがあります。
基本情報
所在地(住所):和歌山県海南市船尾370-1
連絡先電話番号:073-483-1777
営業時間:9 :30〜17:00 ※入館は閉館30分前まで。
定休日:月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)、年末年始(12/29~1/3)
駐車場(台数):無料駐車場50台(障害者枠2台)
入館料:大人480円(20名以上の大人の団体は350円)
高校生以下は無料((高校生は学生証を提示)
*65歳以上の高齢者無料化制度あり
(マイナンバーカード・免許証など年齢の確認できるものを提示)
*障害者等無料化制度あり(障害者手帳を提示)
*県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生を含む)は入館料無料
(公衆)トイレの有無:有り
地域リポーター・大畑 いずみ
AGARA子育てニュース
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