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お出かけスポット/明治から名付けで有名な神社が令和でSNS映えスポットに/ 多賀神社(和歌山市)
私が今回、多賀神社を知ったのは、Instagramで見つけた動画がきっかけでした。
それは、色とりどりの風車と風鈴が風にそよいでいる美しい光景でした。
その魅力のとりこになった私は、「実際にこのかわいい飾りを見たい!」と思い立ち即行動に移しました。
すぐ母に、「多賀神社って知ってる?」と尋ねたところ、予想外の答えが返ってきました。
「名付けのお多賀さんでしょ?知ってるよ。多賀神社の神職さん、お母さんの中学時代の先生だったから」と。
昭和から令和にかけてつながるご縁にびっくり!
そして、実際に参拝させていただき、その美しい境内に感動しました。
この魅力をご紹介しない手はないと思い、執筆を始めました。
第一弾では、令和になってから境内に登場した「SNS映えする飾りの魅力」についてお伝えします。
今回お話を伺ったのは、6代目神職の大岩賀奈子さんです。
多賀神社ってどういう神社?
「お多賀さん」の愛称で親しまれている多賀神社。
こちらの神社は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)が祭られており、滋賀県にある多賀大社の御分神です。
この二柱の大神様は、日本国土や天照大神をはじめとする神様を産んだ「いのちの親神様」だそうです
このことから「いのち神」として古くから「延命長寿」「縁結び」「安産祈願」「厄除け」のご利益があります。
いのち神様から名前をいただくということから、赤ちゃん命名で昔から有名な神社です。
今回、神職の大岩賀奈子さんから「命名はご両親からお子様への最初の贈り物」というすてき な言葉を聞くことができました。
また、多賀神社には「多賀講」といわれる、多賀神社を信仰する方々の集まりがあります。
昔は遠方からの参拝が難しかったため、年末にはお多賀さんのお礼と来年の「心得書(こころえしょ)」を送るようになったそうです。
和歌山全域、泉南地域にも氏子が多いそうで、この伝統は現在も引き継がれています。
写真映えで話題の多賀神社
手水舎と本殿には、写真映えすること間違いなしの飾りがあります!
風鈴の「ちり〜ん」という涼やかな音色と、風車のカラカラと回る姿を楽しめるのが魅力の一つ。
ひとときの涼しさをお裾分けします。
この飾りは、2021年コロナ禍で活気がなかった世の中に少しでも明るい気持ちになって欲しいとの願いから始まりました。
風車には、「いい風が舞い込み、物事がうまく回るように」という思いが込められています。
季節ごとに設えが変わるため、「次はどんな飾りだろう?」と何度も訪れたくなります。
夜もライトアップされており、参拝は終日OK。
昼間とは違った雰囲気が楽しめる、夜の境内もおすすめです。
手水舎の飾りは、その時々の季節感や、行事色を表現しています。
お彼岸以降になると、手水舎は秋色の飾りつけに様変わり!
風車の色も夏の鮮やかな色から一変し、紅葉や彼岸花の秋の色合いを表現します。
また、水の中には、色とりどりの玉が浮かぶ「玉手水」が登場。
涼しくなってくると、季節の花が浮かぶ「花手水」へと変化します。
手水舎には、ひしゃくを置くところに、アヒルちゃんや花が。
その他に、かぼちゃとふくろうも飾られ、秋の雰囲気を演出しています。
過去に、ふくろう2羽とオレンジかぼちゃが失踪したことがありました。
かわいらしい飾りですが、連れて帰らないでくださいね。
ぜひ、訪れてお気に入りの「映え写真」を撮ってみてください。
次回は、多賀神社の「御朱印」をご紹介します。
インバウンドの方にも大好評のデザインから、和歌山の杉からできたオンリーワンの切り絵型まで、さまざまな御朱印を取りそろえられているのが魅力です。
基本情報
所在地(住所):和歌山県和歌山市十番丁101番地(UFJ銀行の前)
連絡先電話番号:073-422-2086
営業時間:平日:10:00~16:00(※職員不在時もあり)
土日祝:10:00~16:30(※職員不在時もあり)
※夜もライトアップしているので終日参拝可
定休日:なし
駐車場(台数):有り(下記写真参照)
※社務所左側は月極駐車場になっていますのでご注意ください。
利用料金:お賽銭
トイレの有無:なし
<多賀神社公式Instagram> @otagasan_wakayama
<多賀神社公式HP>https://otagasan-wakayama.jp/
<多賀神社公式LINE>
地域リポーター・大畑 いずみ
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