子育て応援団ブログ
お出かけスポット/長距離ドライブにうれしい!子どもが自ら行きたくなるトイレ/道の駅たいじ
子どものオムツが外れるようになったころ、困るのが外出先でのトイレ問題です。大人用のトイレだと足が地面に着かず、「こわい~」と言ってなかなか座ってくれません。
そんなときにうれしいのが幼児サイズのトイレ。外出先ではなかなか見かけることがありませんが、先日訪れた「道の駅たいじ」に、かわいいキッズトイレのお部屋がありました。
かわいい!うれしい!ありがたい!が詰まった子ども用トイレ
ドライブの休憩に立ち寄った道の駅。外ではトイレを嫌がるトイレトレーニング中の子どもに、「行くだけ行ってみる?」と誘い、中に入ってみると、とってもかわいい空間が!
壁いっぱいの色鮮やかなタイルで飾られたキッズトイレです。そのかわいさに吸い込まれるように、娘は自らトイレに向かってくれました。
プライベートが守られる半個室では、「一人でできる!」をかなえながら、上から親がそっと見守れるようになっています。
また、立ったままオムツを替えられるスペースがあるのも、うれしいポイントです。子どもの目線の高さに手すりもついていて、ふらつかずに片足ずつ上げることができます。
歩き出した子どもは、赤ちゃんのように寝かせるにはちょっと大きいし、床に足がつかないよう靴を脱がせて取り替えるのもなかなかの苦労。そんなちょっとしたストレスを取り除いてくれる、「ありがたい」がいっぱい詰まったキッズトイレです。
この日は那智の滝までのドライブ。帰りにちょっと休憩したいなというタイミングで、この道の駅を通りがかりました。「かわいいトイレ行く~?」と娘に聞くと、「行く~!」と乗り気になって応えてくれました。外出先でのトイレを嫌がる子どもにとって、お外のトイレを使えたことは、ちょっとした自信にもつながったようです。
太地町の人々の温かなおもてなし
子ども用トイレだけでなく、大人用トイレも、デパートに行ったかのような高級感と手入れの行き届いた清潔感が漂っています。「きれい~!」と一人で静かに感動していました。
調べてみると、太地町は「日本一トイレの綺麗な観光地」を目指し、町全体で公共トイレの整備に力を入れていると紹介されていました。「紀伊半島の旅が快適なものになってほしい」という願いが込められたトイレ。長時間ドライブの間に、ほっと一息つかせてもらえる温かなおもてなしが、とてもありがたかったです。
「公園のなかにあるような町」を掲げる太地町。町のいたるところに設置されたベンチもまた、「ゆっくりしていってね~」と言ってくれているような気持ちになります。歴史や文化を大切に継承しながら、訪れる人々を迎え入れてもらえる温かな町。また家族でゆっくり、遊びに来させてもらいたいなと思います。
基本情報
所在地(住所):和歌山県太地町森浦143-1
連絡先電話番号:0735-29-7690
営業時間:7:00~17:00(トイレは24時間利用可能)
定休日:年中無休(不定休)
駐車場(台数):有り(小型車49台[うち、おもいやり駐車場1台]、大型車5台、身体障がい者用2台、電気自動車用充電施設兼駐車場1台)
トイレの有無:有り
地域リポーター・渡辺