子育て応援団ブログ
秋のお出かけリポート/親子で楽しむ海の世界・体験ダイビング
猛暑が去って、秋の行楽シーズンが訪れました。新型コロナの感染防止に努めながらも、親子で楽しみたい――。紀伊民報地域リポーターが、秋のお出かけ体験やお薦めのスポットをリポートします。
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海の中ってどうなっているのだろう?と興味を持ち始める子どもたち。
体験ダイビングでは、水族館では見ることができない魚たちの自然な姿が楽しめます。
・スキューバダイビングとは
スキューバダイビングはマスク、フィン、レギュレーター、BCD(浮力調整具)という専用器材を身に着け、酸素ボンベを背負って海に潜ります。
レギュレーターを口にくわえると水中で呼吸ができるので、ゆっくりと魚を見たり、海の中の風景や無重力空間を楽しんだりできます。
「でもなんだか難しそう」「子どもでもできるの?」と思うかもしれませんが、体験ダイビングは10歳からでき、年齢の上限はありません。水に顔をつけられ、海が怖くないのであればできます。
プールのようにガンガン泳ぎまくるわけではないので、泳げなくても大丈夫です!
ただし、持病などがあると潜れなかったり、医師の診断書が必要だったりする場合があるので、お店に確認してください。
・必要な物
春~夏・秋頃(6月~10月くらい)まではウエットスーツを着ます。
〔要る物〕水着、タオル、着替え、サンダル
秋~冬(11月~5月くらい)まではドライスーツという身体がぬれないスーツを着ます。顔や手はぬれます。
〔要る物〕スウェットやジャージ、ヒートテック、長めの靴下、タオル
・体験ダイビングの内容
体験ダイビングの例として、白浜のミスオーシャンダイビングサービスを紹介します。
お店に到着するとまず、申し込みをします。次にインストラクターが海に入るための説明を丁寧にしてくれます。鼓膜の圧力差による耳の違和感を解消する「耳抜き」の方法や水中での注意点など15~20分程度です。
説明が終わると着替えて、いよいよ出発です。ミスオーシャンは目の前がビーチなので、器材を背負い歩いて海まで行きます。
浅瀬で少しずつ慣れてから、水深5mほどまで潜ります。そこにはソラスズメダイや大きなマダイなどさまざまな魚がいて、水中の世界を楽しめます。
体験ダイビングが終わるとお店へ戻り、着替えてからどんな魚がいたなど、インストラクターと話して終わりです。
・まとめ
普段、地上から見ている海と、潜って見る水中の世界は全く違い、体験ダイビングはきっと貴重な体験になります。
白浜には水深18mの所に、有名な「沈船」というポイントがあります。
これは体験ダイビングでは見られないので、「また潜りたい!」と思ったらライセンス取得コースに参加して、ぜひステップアップして楽しんでください。
ダイビングが一生の趣味になるかもしれません
(地域リポーター・百合綾子)