「日本の名水100選」に選定されている「野中の清水」(田辺市中辺路町)です。
かつて、熊野詣の巡礼ののどを潤してきました。
今も飲料水として利用されています。
「日本の名水100選」に選定されている「野中の清水」(田辺市中辺路町)です。
かつて、熊野詣の巡礼ののどを潤してきました。
今も飲料水として利用されています。
寒波の来襲で田辺市中辺路町にも雪が舞い、葉がすっかり落ちた大イチョウが寒そうにたたずんでいました。
みなべ町の千里の浜は、紀伊路で唯一、砂浜を歩く熊野古道です。千里王子から三鍋王子に向けて歩くとすぐにJRのガード下をくぐり、しばらく、2本に分かれた線路の間を進みます。
この場所を梅林越しに見下ろすビューポイントがあります。夕日と梅林、そこを走り去る列車の組み合わせは梅の花の時季ならではです。
列車を待っている間に印象的な光芒も見られたので、そちらも撮影しました。
旅の僧、安珍を追う清姫が蛇に化身して巻きついたという捻木の杉。遠く、田辺の町に向けて逃げる安珍を木の上から見つけ、さらに追いかけたといいます。
清姫が巻きついたため、杉の枝は異様に捻れ、捻木の杉と呼ばれるようになったそうです。
この峠からは今も、田辺の市街地や田辺湾を一望できます。
熊野古道沿いに、早春の花バイカオウレンとコセリバオウレンが咲き始めました。いずれも花の大きさが1センチ前後の小さな植物です。どうぞ、見逃さないように歩いてください。
お正月の縁起物の植物の投稿です。
金運アップのおまじないにはさまざまなものがあるようですが、最強の金運アップのおまじないが「千両万両有り通し」といってお正月にこれらを飾ることだそうです。
この中で一両から万両まではよく聞きますが、億両はあまり耳にすることはありません。
千両や万両に比べて、深山樒(ミヤマシキミ)の実が大きいことから億両としたとのことです。
2021年の年末、寒波の影響で牛馬童子がうっすら雪化粧しました。
熊野古道「潮見峠」(田辺市中辺路町)から見る12月中旬の日の出は、ずいぶん右側から朝日が昇るので、雲海とのバランスが取りにくくなります。
この日は雲海が少なめでしたが、枯れたススキや紅葉が初冬の雰囲気を出してくれました。
田辺市下三栖にある三栖王子跡では2月下旬、早咲きの桜と梅の花が咲き競います。このような王子跡は他にありません。
熊野九十九王子の一つ、万呂王子跡は社や石碑はなく、梅畑の中にポツンと文化財を示す標柱が建っているだけです。梅の花が盛りを迎えた暖かい日に訪ねました。
熊野本宮大社近くの熊野古道沿いで沈丁花に似た白い花を咲かせています。
関東以西の太平洋側の林内に生える高さ1ḿ以下の常緑小低木です。
果実は6月頃赤く熟すが有毒です。
熊野古道散策で見かけることができる早春の花「小芹葉黄蓮(コセリバオウレン)」。
本州、四国の林内に生える常緑の多年草です。
花は小さくて目立たないですが、マクロレンズを使用すると中々魅力的な花です。
梅花黄連(バイカオウレン)と一緒に咲いていることがあります。
梅の花の便りが届く季節になってきました。
熊野の山中では梅の花に似ていることから和名がつけられた梅花黄蓮(バイカオウレン)が咲いています。
写真は、熊野古道小辺路ルート近くで咲いている梅花黄連です。
所有者の方の管理が行き届いているので毎年きれいな花が見られます。
世界遺産に登録されている熊野古道・潮見峠越の途中にある「捻木ノ杉」からの絶景が復活しました。夕刻には、紀伊水道に沈む夕日を見ることができます。
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熊野古道沿いで、早春の花「バイカオウレン」と「コセリバオウレン」が見頃を迎えています。バイカオウレンは、梅の花に似た姿から、コセリバオウレンは葉がセリに似ていることから名付けられたそうです。いずれも小さな花です。この季節に古道を歩くときには、ぜひ足元に目をやってください。
「発心門王子」は、熊野九十九王子の中でも格式の高い五体王子の一つ。そこから熊野本宮大社を目指す古道沿いに巡礼者を見守る道休禅門地蔵があります。地元の人が「冬は寒かろう」と、わらの帽子をかぶせます。
熊野古道・中辺路のシンボルの一つ、田辺市中辺路町近露の牛馬童子が雪化粧しました。
稲葉根王子は、熊野九十九王子の中でも格式が高い五体王子の一つです。晩秋には、鮮やかな紅葉が王子社を彩ります。
田辺市中辺路町高原では、晩秋から早春にかけて、朝霧が立ち込めます。朝日が差し込む午前8時ごろまでみることができます。
田辺市中辺路町高原の熊野古道沿いにあるカエデの巨木が紅葉の盛りを迎えました。その姿に圧倒されます。
盆地になっている本宮は冬の朝、霧が立ち込めることが多くあります。
この日も霧が濃く、日の出の時刻を1時間以上過ぎた午前8時過ぎになって、ようやく朝日が顔を出しました。
串本町の古座川河口約1㌔沖にある「鯛島」は、そばにある「九龍島」とともに南紀熊野ジオパークのジオサイトに選定されており、熊野古道大辺路から望める景勝地です。
「鯛島」はその名の通りタイのような形をしており、「目」に当たる穴に朝日が入った姿は「金目鯛(きんめだい)」とも呼ばれて親しまれています。