「【社寺・史跡】」の検索結果(9件)

捻木峠の夕景

旅の僧、安珍を追う清姫が蛇に化身して巻きついたという捻木の杉。遠く、田辺の町に向けて逃げる安珍を木の上から見つけ、さらに追いかけたといいます。

清姫が巻きついたため、杉の枝は異様に捻れ、捻木の杉と呼ばれるようになったそうです。

この峠からは今も、田辺の市街地や田辺湾を一望できます。

霧の箸折峠

田辺市中辺路町近露が霧で覆われた朝、箸折峠に牛馬童子を訪ねました。凜とした姿で霧の向こうを見つめているようで、印象的でした。

草堂寺の桜

熊野古道・大辺路の「富田坂」の起点になるのが草堂寺。白壁と白い桜が印象的です。

桜と大鳥居

熊野本宮大社の旧社地、大斎原は桜の名所でもあります。とりわけ、日本一の大鳥居と桜の取り合わせは参拝者を魅了します。

桜咲く那智山

那智山の桜は、里のソメイヨシノよりも早めに見頃を迎えます。晴天の桜も目に美しいのですが、お薦めはむしろ雨の日。わき立つ霧に見え隠れする那智の滝と、しっとりとした桜の共演が見事です。

万呂王子跡

熊野九十九王子の一つ、万呂王子跡は社や石碑はなく、梅畑の中にポツンと文化財を示す標柱が建っているだけです。梅の花が盛りを迎えた暖かい日に訪ねました。

稲葉根王子の紅葉

稲葉根王子は、熊野九十九王子の中でも格式が高い五体王子の一つです。晩秋には、鮮やかな紅葉が王子社を彩ります。

円座石

円座石(わろうだいし)は、熊野古道・中辺路の最大の難所、大雲取越(おおくもとりごえ)の途中にある巨石。昔、熊野の神々がその上で談笑したと伝わります。表面には、熊野三山の本地仏を表す三つの梵字(ぼんじ)が刻まれています。

円座(わろうだ)は、わらで編んだ円形の座布団「藁蓋」(わらふだ)が語源。和歌山県の方言では、「ざ」がなまって「だ」になるので、「わろうだ」ではなく「わろうざ」が正しいのではないかと誤解する人がありますが、そうではありません。

大門坂の石畳

熊野古道「中辺路」で最も美しい石畳が残されているのが那智山の大門坂です。特に、雨にぬれた石畳の美しさは格別です。ぬれた石畳はとても滑りやすいので、下り坂はご注意を。