「【風景】」の検索結果(28件)

野中の清水

「日本の名水100選」に選定されている「野中の清水」(田辺市中辺路町)です。

かつて、熊野詣の巡礼ののどを潤してきました。

今も飲料水として利用されています。

千里梅林

みなべ町の千里の浜は、紀伊路で唯一、砂浜を歩く熊野古道です。千里王子から三鍋王子に向けて歩くとすぐにJRのガード下をくぐり、しばらく、2本に分かれた線路の間を進みます。

この場所を梅林越しに見下ろすビューポイントがあります。夕日と梅林、そこを走り去る列車の組み合わせは梅の花の時季ならではです。

列車を待っている間に印象的な光芒も見られたので、そちらも撮影しました。

潮見峠の日の出

熊野古道「潮見峠」(田辺市中辺路町)から見る12月中旬の日の出は、ずいぶん右側から朝日が昇るので、雲海とのバランスが取りにくくなります。

この日は雲海が少なめでしたが、枯れたススキや紅葉が初冬の雰囲気を出してくれました。

百間ぐらの夕日2021

小雲取越のビューポイント「百間ぐら」の夕日を更新します。

夕焼け雲を期待して足を運ぶのですが、なかなか思うよな光景に出合えません。

朝霧の季節本番

田辺市中辺路町高原では、晩秋から早春にかけて、朝霧が立ち込めます。朝日が差し込む午前8時ごろまでみることができます。

大鳥居の朝

盆地になっている本宮は冬の朝、霧が立ち込めることが多くあります。

この日も霧が濃く、日の出の時刻を1時間以上過ぎた午前8時過ぎになって、ようやく朝日が顔を出しました。

 

箸折峠の秋

平安時代、皇位を追われて失意のうち熊野に向かった花山法王(968~1008年)が昼食をとる際に、箸がかなかったことからお供の者が茅を折って箸代わりにしました。それからその場所が箸折峠と呼ばれるようになり、茅から赤い汁がしたたったことから法王が「これは血か露か」と聞いたこため、眼前の里は近露となったそうです。

峠から下る途中には東屋があり、近露の集落を見渡すことができます。秋のススキ(茅)とカエデが古道を彩ります。

 

 

近露の紅葉

熊野古道・中辺路の近露王子は、日置川のほとりにあります。その対岸にはカエデの並木があり、美しい紅葉を見ることができます。

那智の日の出

那智の浜ではこの季節、弁天島の後ろから上がる朝日を見ることができます。弁天島を「ゴジラ」に見立てて構図を決めるのも一興です。

大斎原遠望

熊野本宮大社から伏拝王子に向けて20分ほど歩くと、右手に「ちょっとよりみち展望台」の看板があります。

案内に従って急な階段を上り切ると、熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)と日本一の大鳥居を望むことができます。

秋から冬にかけて本宮町内は朝霧が立つことが多く、日の出の時刻からその1時間後ぐらいまで、左から差し込む朝日と朝霧の共演を見ることがてきます。

百間ぐらの夕日

田辺市本宮町請川と新宮市熊野川町小口を結ぶ熊野古道が「小雲取越」です。その途中に、熊野の山々を見渡すことができる「百間ぐら」があります。

古道を歩いていると突然視界が開け、大きく曲がった道の頂点には地蔵尊があります。その後ろは千尋の谷。谷は西側に開けているので、沈む夕日は絶景です。

写真撮影は、車で移動します。本宮町請川から車で林道を走り、古道と交差する場所から徒歩20分ほどで到着します。

日没の時間を過ぎると足下が急に暗くなるので、懐中電灯は必須です。

潮見峠の雲海

秋が深まると、熊野古道に雲海の季節が訪れます。世界遺産に登録されている潮見峠越のルートでも、気象条件が合えば早朝に雲海を見ることができます。

雲海が発生しやすいのは、湿度が高く、冷え込んだ、風のない朝です。潮見峠の撮影ポイントは、峠から中辺路町小皆(こかい)に向けて1kmほど下った田辺市道沿いのビューポイント。

日の出の前後には景色がめまぐるしく変わるので、シャッターを切り続けます。

扇ケ浜ライトアップ

田辺市の扇ケ浜で10月17、18日に開かれた野営イベント「SHIOGORI CAMP(シオゴリ キャンプ)」の一環として、砂浜がライトアップされました。

浜が虹色に次々に表情を変え、幻想的な雰囲気を醸し出しました。

稲積島の夕景

すさみ町の稲積島は、神武天皇が東征した際、この島で食糧の稲を積んだことからその名が付いたと伝わります。島全体は原生林に覆われ、国の天然記念物に指定されています。

稲積島に守られた周参見湾は波が穏やかで、夕焼けが湾全体を赤く染めます。

扇ケ浜夕景

田辺市江川の浜にはかつて、熊野参詣の巡礼が海水で身を清める潮垢離場がありましたが、今は埋め立てられて石碑が建っています。

その代わりに、景色のいい扇ケ浜に2018年、現代の潮垢離場が設けられました。そこから望む夕日は見応えがあります。

古道照らす名月

田辺市中辺路町の熊野古道「潮見峠」付近から中秋の名月を撮影しました。

月は東の山から上がり、やがて峠のススキを照らしました。

 

霧がかかる那智大滝

梅雨末期のどんよりとした日を選んで、那智の滝の撮影に出掛けました。

那智山は天候が崩れると霧がかかりやすく、悪天候の日こそ雰囲気のいい写真が撮れます。しかしこの日はなかなか雨が降らず、カメラを三脚に載せて1時間待機。夕方5時前になってようやく雨が降り始め、霧が出ました。

霧のかかり具合は刻々と変化するので、シャッターを切り続けます。

出来上がった写真は・・・バランスが良ければいいほど「どこかで見た写真」になります。同僚は「ここに西日が差して虹が出たらいいのに」と言いますが、そんな場面にはなかなか出合えそうもありません。

 

 

 

星降る雲海

熊野古道「潮見峠越」近くには、雲海が楽しめるスポットがあります。

昼夜の寒暖の差が大きな日の早朝がねらい目ですが、運が良ければ深夜にも満点の星と共演する雲海を見ることができます。

おめでたい!鯛島

串本町の古座川河口約1㌔沖にある「鯛島」は、そばにある「九龍島」とともに南紀熊野ジオパークのジオサイトに選定されており、熊野古道大辺路から望める景勝地です。

「鯛島」はその名の通りタイのような形をしており、「目」に当たる穴に朝日が入った姿は「金目鯛(きんめだい)」とも呼ばれて親しまれています。

 

水量を増した那智の滝

直瀑としては日本一の落差(133㍍)を誇る那智の滝。普段でも見応えのある滝ですが、雨で水量を増した時は轟音が鳴り響き、驚くほどの迫力となります。

幻想的な大門坂

那智勝浦智勝浦町那智山にある熊野古道「大門坂」は、苔むした美しい石畳と沿道の杉木立が古道歩きに訪れた人たちを魅了します。

特に、雨の日に霞が掛かれば、より幻想的な雰囲気を醸し出します。

出掛けるのが鬱陶しい梅雨時季ですが、訪れたい絶景ポイントです。

祈りのスーパームーン

国の名勝・天然記念物にも指定されている串本町くじの川の「橋杭岩」。陸地から沖へ約850メートルにわたって大小40余りの岩柱が直線状にならんでおり、それぞれに「ハサミ岩」「大オガミ岩」などユニークな名前が付けられています。日の出の名所として有名ですが、満月との共演も見逃せません。

高原の幻想

「霧の里」として知られる高原の集落は、夜も幻想的な姿を見せます。未明に発生した雲海が眼下の街明かりに照らされ、星空の下で美しくたなびく光景を撮ることができました。

行き交う船

紀伊半島沖は、小さな漁船から大型の貨物船まで、さまざまな船が行き交います。海沿いの熊野古道「大辺路」を訪ねると、朝夕にこんな風景に出合います。

 

富山平見

2016年に世界遺産に追加登録された串本町の大辺路「富山平見」の峠には、木の根っこが特徴的な切り通しがあります。