「【中辺路】」の検索結果(77件)

星降る雲海

熊野古道「潮見峠越」近くには、雲海が楽しめるスポットがあります。

昼夜の寒暖の差が大きな日の早朝がねらい目ですが、運が良ければ深夜にも満点の星と共演する雲海を見ることができます。

闇夜に光るシイノトモシビタケ

紀南の沿岸林では、毎年5月から9月ごろに掛けて、光るキノコ「シイノトモシビタケ」を見ることができます。

各地で見ることはできますが、夜中の森に分け入り、自分で発見するのはなかなか困難。

那智勝浦町の宇久井半島にある目覚山では「宇久井海と森の自然塾運営協議会」が観察会を開いており、毎年、多くの人が訪れています。

 

水量を増した那智の滝

直瀑としては日本一の落差(133㍍)を誇る那智の滝。普段でも見応えのある滝ですが、雨で水量を増した時は轟音が鳴り響き、驚くほどの迫力となります。

幻想的な大門坂

那智勝浦智勝浦町那智山にある熊野古道「大門坂」は、苔むした美しい石畳と沿道の杉木立が古道歩きに訪れた人たちを魅了します。

特に、雨の日に霞が掛かれば、より幻想的な雰囲気を醸し出します。

出掛けるのが鬱陶しい梅雨時季ですが、訪れたい絶景ポイントです。

高原の幻想

「霧の里」として知られる高原の集落は、夜も幻想的な姿を見せます。未明に発生した雲海が眼下の街明かりに照らされ、星空の下で美しくたなびく光景を撮ることができました。

ササユリ

ササユリは6月から7月にかけて、熊野古道を華麗に彩ります。乱獲や獣害で数が少なくなっていますが、田辺市中辺路町近露では、古道沿いの畑で大切に育てられているササユリを見学することができます。

霧のかけぬけ道

熊野那智大社・那智山青岸渡寺と妙法山阿弥陀寺を結ぶ熊野古道が「かけぬけ道」です。妙法山の山頂には奥の院があります。

ツルアリドウシ

ツルアリドウシは5月から6月にかけて古道の足元で小さい白い花を咲かせ、やがて赤い実を結びます。花は近付いてよく見ると、毛がたくさん生えています。

ウツボグサ

熊野本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)を望む伏拝王子の近くにウツボグサが咲いていました。ウツボグサの「ウツボ」は、魚のウツボではなく、武士が弓矢を入れる道具「靫(うつぼ)」に花の形が似ていることから名付けられたそうです。

霧の里 高原の四季

標高が高い田辺市中辺路町高原は、四季を通じて霧が立ちこめる日が多くあります。特に冬の朝霧は、日の出とともに景色が刻々と変化します。初冬に霧が立ちこめるのは、前日に湿度が高く、気温がぐっと下がった快晴の朝。高原は東側に山があるため、朝日が差し込むのは午前7時半から8時ごろになります。

また、雨の日の風景もしっとりして、古道ならではの風情を感じます。

ヤマアジサイ

熊野古道沿いに見られる質素なアジサイが「ヤマアジサイ」。梅雨時の雨が似合います。

コアジサイ

熊野の山中には5月下旬から6月上旬にかけて、装飾花がないアジサイ「コアジサイ」が咲きます。満開のコアジサイはふわふわの玉のように見えます。

大門坂の石畳

熊野古道「中辺路」で最も美しい石畳が残されているのが那智山の大門坂です。特に、雨にぬれた石畳の美しさは格別です。ぬれた石畳はとても滑りやすいので、下り坂はご注意を。

熊野那智大社の紫陽花祭

熊野那智大社(男成洋三宮司)で6月14日、無病息災と自然の恵みへの感謝をアジサイに託して神前に供える「紫陽花(あじさい)祭」が営まれました。拝殿では、みこがアジサイの小枝を手に持って舞う「豊栄舞」が奉納されました。見頃を迎えた境内の紫陽花園もこの日から無料開放されています。30日まで。

ホタルが乱舞

西行法師ゆかりの八上王子がある上富田町岡では5月下旬から6月上旬にかけて、ホタルを観賞することができます。川面を乱舞する光景は幻想的です。

亡者の出会い

熊野古道の一番の難所「大雲取越」には「亡者の出会い」という場所があります。そこを歩いていると、亡くなった親族や知人に出会うと言い伝えられています。霧の立つ日には亡者の気配を感じるかもしれません。

雨の滝尻王子

滝尻王子は、熊野古道沿いにある九十九王子の中でも特に格式が高い五体王子の一つです。古道はここから本格的な山道に入ります。苔むした石畳は雨にぬれると一段と趣がまします。