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熊野本宮大社の八咫烏風鈴

 田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社では毎年夏、色鮮やかな短冊に熊野の神鳥「八咫烏(やたがらす)」が描かれた「八咫烏風鈴」を境内につるし、参拝客を迎えます。

  風鈴は南部鉄製で、熊野地方に伝わる伝説「三体月」の模様が入っており、大きさは高さ約6・5センチ。長さ約27・5センチの短冊は、裏が銀色で、赤や青、黄など色鮮やかな表に八咫烏の模様が描かれており、風になびきながらキラキラと光ります。

 参道沿いのほか、最上部に八咫烏の像をあしらい、ゆっくりと回転する台、町内の商店の軒先などにもつるされます。

新宮で花火

新宮市の熊野川河川敷で7月22日夜、事前の告知なしに花火約200発が打ち上げられました。新宮商工会議所青年部が「地域を励まそう」と実施しました。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、夏の花火大会はほとんど中止なっています。新宮の花火は3密を避けるため、打ち上げ場所や日時を事前に公表しませんでした。

疫病払う扇立祭

新宮市の世界遺産・熊野速玉大社では毎年7月14日、無病息災や五穀豊穣を願う「扇立祭」が営まれます。

本殿の前に檜扇が立てられ、厳かな雰囲気のなかで神事が執り行われた後は、ミス扇コンテストなどさまざまな催しがあり、多くの人たちでにぎわいます。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、時間を短縮して神事のみが執り行われました。

熊野那智大社の紫陽花祭

熊野那智大社(男成洋三宮司)で6月14日、無病息災と自然の恵みへの感謝をアジサイに託して神前に供える「紫陽花(あじさい)祭」が営まれました。拝殿では、みこがアジサイの小枝を手に持って舞う「豊栄舞」が奉納されました。見頃を迎えた境内の紫陽花園もこの日から無料開放されています。30日まで。