おでかけリポート/お家時間を家族で楽しもう!/ボードゲーム専門店「キノスの樹」 2021/2/8新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、お家で家族の時間を過ごす機会が増えてきています。せっかくお家で過ごすなら、子どもたちとボードゲームで遊んでみてはいかがでしょうか?
今回は和歌山県白浜町にある「キノスの樹」を紹介します。
じっくり遊んでから購入できるボードゲーム専門店
白浜町の銀砂通りにある「キノスの樹」は2018年2月にオープンしたお店です。
店内には海外のボードゲームや定番のUNOなど、380種類以上のボードゲームが置いてあります。
ボードゲームを買いたいと思っても、何を選んだらいいのか迷ってしまうのですが、キノスの樹では、じっくりと遊んでから購入することもできます。
料金は、
1時間500円
3時間1,000円
そのほかにフリータイムやワンデイといった長時間遊べる料金プランもあります。
フリータイムで小学生1人が無料になるなど、子ども料金も設定されているのがうれしいところです。
手が汚れない軽食・お菓子なら、ジュースなどの飲み物と一緒に持ち込みもできます。ただし、飲み物は「ふたが付いているもの」となっているので注意してくださいね。アルコールはNGです。
お店の外には自動販売機もありますので手ぶらでもだいじょうぶです。
選んでもらったボードゲームで遊んでみました!
どのゲームで遊んだらいいのか迷ったときには、お店の人に相談すれば、好みに合ったゲームを紹介してくれます。
時間があまりないときに短い時間で楽しめるゲームからじっくり時間をかけて楽しむものまであります。
私たちは長い時間滞在できなかったので、比較的早く決着がつくゲームを薦めてもらいプレーしました。
選んでもらったのは「海底探検」と「ごきぶりポーカー」です。
「ごきぶりポーカー」は、「嫌われ者」を押し付け合うカードゲーム。
カードにはコウモリ、蝿、ネズミ、さそり、ゴキブリ、カエル、蜘蛛、カメムシなど嫌われ者たちが描かれています。「嫌われ者カード」を押し付け合いながら、相手の宣言が本当かうそかを見抜き、カードを減らしていきます。
最下位を決める珍しいゲームで、自分の場に4枚同じ絵柄がそろうか、または手札が無くなった人がいれば終了です。
テーブルに出ているカードを見て予測したり、相手の会話から読み取ったり。駆け引きがドキドキするゲームです。
「海底探検」は、海底に潜ってお宝を取って来るカードゲームです。
一緒にプレーしている人がお宝を取ったりすると移動回数が減ったりします。
プレー中に「お宝、取り過ぎじゃない!?」「帰れない~!」などと皆で会話が弾み大笑いです。
どのゲームでも、終始笑い声が絶えませんでした。
遊んで気に入ったものがあれば購入して帰ることもできます。
やり方が分からなくても、お店の方が分かりやすく説明してくれます。
ボードゲームの購入だけでも
お店で遊ばなくても、購入だけすることもできます。
何歳くらいの子どもと遊ぶのか、何人で遊ぶのか、長時間乗り物に乗るから暇つぶしをしたい、といった希望を伝えると、お店の方がオススメのゲームを選んでくれます。
気になるゲームがあれば、「これはどういうゲームですか?」と聞けば、詳しく丁寧に教えてくれます。
まとめ
ボードゲームは子どもにとっても、いいことがあります。
多人数で遊ぶゲームは、楽しいだけではありません。
自分が負けそうでもぐっと我慢して戦略を練りながら、最後までやり通すことで我慢強さが身に付いたり、親子の会話や笑顔も増えたりします。
デジタルのゲームもいいけれど、アナログゲームも新鮮なものです。
子ども以上に大人の方が白熱してしまうかもしれません。
家族だんらんのコミュニケーションの一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
キノスの樹
和歌山県白浜町1417-11
電話:0739-33-9441
今はプレースペースの利用人数を最大8人までに制限し、営業時間を13:00~17:00に短縮しています。
定休日も不定休なので、来店前に電話で確認してください。
(地域リポーター・百合綾子)
おでかけリポート/じっくり観察!/すさみ町立「エビとカニの水族館」 2021/1/25
すさみ町江住の道の駅にある「エビとカニの水族館」を紹介します。
この水族館はエビとカニを中心に約150種類の生き物が展示されています。
日本一小さな水族館といっても過言ではなく、限られたスペースの中に世界一大きいカニから小さな生物まで幅広く展示されており、見応え抜群の本格的な水族館です。
ここの元館長の森拓也さんは、あのさかなくんも「先生」と慕うほどの方です。
長年交流があるようで、館内のあちらこちらにさかなくんが描いた絵が飾られています。
その絵を見るだけでも楽しめます。
普段見られない小さいカニやヤドカリの中身!?も見られる
館内に入ると目の前には幅3mの水槽があり、その中に居る世界最大の甲殻類「タカアシガニ」に目を奪われます。
ですが、私がお薦めするのは小さなエビやカニです。
ダイビングで海の中に潜っても、なかなか見つけるのが難しい大きさです。
そのうちの一つ、「キンチャクガニ」は大きさがわずか1cm。
身を守るために常にイソギンチャクをはさみに挟んでいるのですが、まるでポンポンを振っているようで、とても愛らしい姿をしています。
もう一つが「クリスタルヤドカリ」です。
普段ヤドカリは殻に入っていますよね。
そのため、殻の中がどのようになっているのか分かりません。
ここでは、貝殻の形に作ったガラスの殻を背負っており、ヤドカリの全身を観察することができます。
「えー!こんな風になっていたんだ」と大人も新たな発見です!
ダイオウグソクムシやカブトガニが下から見られる!タカアシガニにも触れる
さらに中に進んでいくと、ダンゴムシの仲間では世界最大のダイオウグソクムシを生きている姿で観察できます。
そして、生きた化石と言われている「アメリカカブトガニ」も。
なんと!天井にまで水槽があり、カブトガニの裏側をじっくり観察したり触ったりすることができます。
そして、少し広い場所にはタッチングプールがあり、タカアシガニにも触れます。
ちゃんとはさみは保護してあり、挟まれる心配はないので安心してください。
子どもは夢中でずっとカニと遊んでいました。
もちろんエビやカニだけではなく、ウツボやミノカサゴなどの魚もいます。
やっぱりウツボには・・・身体をキレイに掃除するエビが引っ付いていました。
全て見終わり出口まで行くと、外のプールにはカメが泳いでいます。
餌をあげることもできるので、ここでも子どもは夢中でした。
水族館内を楽しんだ後は、館の入り口近くにあるタカアシガニの顔出しパネルで記念撮影。ぜひカニの足に挟まれた感じで撮ってみてください。
館内は少し狭い通路もありますが、比較的にフラットなのでベビーカーなどでもゆっくり見て回ることができます。
トイレも完備されていますし、駐車場を挟んで向かいには「道の駅すさみ」があるので、お昼ご飯などはそちらで食べることができます。
まとめ
普段はじっくりと見ることが少ないカニやエビですが、エビはどうやって泳ぐのかを観察できたり、いろいろな種類があるのを知ることができたりするなど、子どもにはたくさんの発見や学びが得られそうです。
また、お正月や節分、ひな祭りといったイベントにちなんだ生物の展示も楽しみの一つです。
ちなみに2021年のお正月特別展示では、丑年にちなんで珍しい「ウシエビ」が鳥居を置いた水槽の中に展示されていたり、「ウミウシ」の水槽があったりしました。
ウミウシも、なかなか見ることができない生き物なのでぜひ行ってみてください。
節分には「オニヒトデ」を展示するなど、季節ごとのイベントは興味深く、何度も訪れたくなる水族館です。
すさみ町立「エビとカニの水族館」
場所:和歌山県すさみ町江住808-1
TEL : 0739-58-8007
駐車場:あり
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
休館日:なし(年中無休)
料金:一般 800円 小中学生 500円 幼児(3歳以上)300円
(3歳未満は無料。クレジット決済不可)
(地域リポーター・百合綾子)
おすすめスポット公園編 /護摩壇山森林公園ワイルドライフ(田辺市龍神村) 「広い芝生を独り占めできるかも?」 2020/11/12高野龍神国定公園の一角にある護摩壇山森林公園ワイルドライフ。高野山と龍神温泉を結ぶ国道371号・高野龍神スカイライン沿いに入り口のゲートがあります。そこから車で10分ほど進むと、芝生の広場と赤い屋根の管理棟が見えてきます。
護摩壇山周辺はミズナラやブナの原生林が広がっており、澄んだ空気が心身を癒やしてくれます。
秋の燃えるような紅葉は見応えがあり、ドライブがてら休憩に寄るのもいいでしょう。山頂付近は例年、10月下旬から11月上旬にかけてが見頃となり、それから日を追うごとに里に下りてきます。
公園の広場にはテーブルといす、屋根付きのあずまやのほか、トイレも完備。林間の遊歩道も整備されていて、子ども連れのファミリーやハイカーの穴場として知られています。とはいえ1日に訪れる人はそう多くなく、タイミング次第では広大な広場を独り占めできるかもしれません。
滑り台などの遊具はないので、ボールやバドミントンなどグッズを持っていくのがお薦めです。ヨガやストレッチでゆったりした時間を過ごすのもいいでしょう。
国道371号から森林公園までの道はやや狭く、天候によって路肩が崩れていることもあるので注意しましょう。
所在地 田辺市龍神村龍神
問い合わせ先 0739・79・0667(12~3月は休館)
(地域リポーター・信貴ゆかり)
おすすめスポット公園編/上富田スポーツセンター芝生広場(上富田町朝来) 「本物の消防車に乗ろう」 2020/10/13消防車といえば子どもたちに人気の車。絵本の中に見つけては目をキラキラさせている子どもたちにうってつけの公園が、上富田町のスポーツセンター内にあります。
野球場横の駐車場に車を置いて芝生広場と呼ばれる公園内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが真っ赤な消防車。古いタイプですが、正真正銘の本物です。
実際に乗ることもでき、運転席に座れば、憧れの消防士さんの気分を味わえます。
こちらの公園には滑り台のある大型遊具、小さな滑り台、ブランコや鉄棒、砂場があり、よちよち歩きの幼児から小学生まで幅広い年齢の子どもたちが楽しめます。上富田町は熊野古道・中辺路ルートの入り口という土地柄から、古道をテーマにした遊具もあります。
大きい公園だと、どこまでも走っていく子どもたちを追い掛けるのが大変で、見失ってしまうこともあります。中にはひやりとした経験をされた方もいると思います。その点こちらの公園は、子どもがどこにいても目が届く適度な広さなので安心です。
駐車場の隣には「食事を通して、健康を実現する」というテーマで2019年6月にオープンした「ベイベリーカフェ」があり、子ども連れでランチを楽しめます。
ベンチ、あずまや、木陰になるところもあるので、天気の良い日などにピクニックに訪れるのもいいと思います。
所在地 上富田町朝来3871
問い合わせ先 上富田スポーツセンター(0739・47・4890)
(地域リポーター・中村有希)
秋のお出かけリポート/道の駅 備長炭記念公園/手ぶらで備長炭BBQ! 子どもも大人も大満足/秋空の下、澄んだ空気の中で楽しむBBQは格別です 2020/10/9 気のおけない友達と家族ぐるみで食事をする際には、場所選びに悩みます。大人はゆっくり食事を楽しみたいし、子どもたちは遊びたい。そこで、大人も子どもも大満足!紀州備長炭で焼くバーベキュー(BBQ)を手ぶらで楽しめる場所を紹介します。
*BBQできる期間は4月~10月です。
そこは、田辺市街地から車で20分ほど龍神方面に走ったところにある秋津川の「道の駅・備長炭記念公園」。売店、レストラン、ミュージアムのある小さな道の駅です。
秋津川は、紀州備長炭発祥の地。ミュージアム「備長炭発見館」(入館料大人210円、子ども100円)は展示が充実していて、備長炭の歴史や製法を学ぶことができます。
併設のBBQ場は、紀州備長炭で焼くBBQが手ぶらで楽しめます。
手ぶらで行きたい方はこちら
「おまかせコース」 1人3000円(3歳以上、税別)
国産牛・豚・鶏セット、ウインナー、野菜7品、ライス、たれ、麦茶がセットになっています。
好みの食材を自分で用意したい方はこちら
「持ち込みコース」 1人2時間800円(3歳以上、税別)
*タレ用紙皿、紙コップ、割り箸、紙おしぼりはご用意いただけます。
*ごみは自分で持ち帰りましょう。
いずれも事前に予約(0739-36-0226)が必要です。
■備長炭記念公園BBQ場 7つの特長
1、手ぶらでBBQが楽しめる!
2、火を起こして持ってきてくれる。
3、「おまかせコース」では、好きな食材を持ち込めるので、子どもの食べ物も確保OK。
4、屋根付きなので突然の雨も大丈夫。
5、こぢんまりとした場所なので迷子知らず!
6、駐車場や道路から離れていて、小さい子どもがいても安心。
7、事前に問い合わせれば、備長炭の窯出しが見学できるかも。
(基本情報)
住所:和歌山県田辺市秋津川1491-1
BBQ営業期間:4月~10月
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日に振替)
施設:備長炭発見館、BBQ場、レストラン、売店、自動販売機、炭窯
webサイト:https://www.binchotan.jp/
電話番号:0739-36-0226
駐車場:あり
wifi:なし
備考:EV充電あり
(地域リポーター・森脇 碌)
秋のお出かけリポート/親子で楽しむ海の世界・体験ダイビング 2020/9/25猛暑が去って、秋の行楽シーズンが訪れました。新型コロナの感染防止に努めながらも、親子で楽しみたい――。紀伊民報地域リポーターが、秋のお出かけ体験やお薦めのスポットをリポートします。
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海の中ってどうなっているのだろう?と興味を持ち始める子どもたち。
体験ダイビングでは、水族館では見ることができない魚たちの自然な姿が楽しめます。
・スキューバダイビングとは
スキューバダイビングはマスク、フィン、レギュレーター、BCD(浮力調整具)という専用器材を身に着け、酸素ボンベを背負って海に潜ります。
レギュレーターを口にくわえると水中で呼吸ができるので、ゆっくりと魚を見たり、海の中の風景や無重力空間を楽しんだりできます。
「でもなんだか難しそう」「子どもでもできるの?」と思うかもしれませんが、体験ダイビングは10歳からでき、年齢の上限はありません。水に顔をつけられ、海が怖くないのであればできます。
プールのようにガンガン泳ぎまくるわけではないので、泳げなくても大丈夫です!
ただし、持病などがあると潜れなかったり、医師の診断書が必要だったりする場合があるので、お店に確認してください。
・必要な物
春~夏・秋頃(6月~10月くらい)まではウエットスーツを着ます。
〔要る物〕水着、タオル、着替え、サンダル
秋~冬(11月~5月くらい)まではドライスーツという身体がぬれないスーツを着ます。顔や手はぬれます。
〔要る物〕スウェットやジャージ、ヒートテック、長めの靴下、タオル
・体験ダイビングの内容
体験ダイビングの例として、白浜のミスオーシャンダイビングサービスを紹介します。
お店に到着するとまず、申し込みをします。次にインストラクターが海に入るための説明を丁寧にしてくれます。鼓膜の圧力差による耳の違和感を解消する「耳抜き」の方法や水中での注意点など15~20分程度です。
説明が終わると着替えて、いよいよ出発です。ミスオーシャンは目の前がビーチなので、器材を背負い歩いて海まで行きます。
浅瀬で少しずつ慣れてから、水深5mほどまで潜ります。そこにはソラスズメダイや大きなマダイなどさまざまな魚がいて、水中の世界を楽しめます。
体験ダイビングが終わるとお店へ戻り、着替えてからどんな魚がいたなど、インストラクターと話して終わりです。
・まとめ
普段、地上から見ている海と、潜って見る水中の世界は全く違い、体験ダイビングはきっと貴重な体験になります。
白浜には水深18mの所に、有名な「沈船」というポイントがあります。
これは体験ダイビングでは見られないので、「また潜りたい!」と思ったらライセンス取得コースに参加して、ぜひステップアップして楽しんでください。
ダイビングが一生の趣味になるかもしれません
(地域リポーター・百合綾子)
おすすめスポット 公園編/ 新庄総合公園(田辺市たきない町) 「便利なアイテム教えます」 2020/9/17紀南のママやパパに強い味方「新庄総合公園」。子どもがどこまで走っても大丈夫なくらい広い園内には、たくさんの遊具も備えられています。とはいえ、初めて訪れると「あれを持って来ればよかった」と残念に思うことも。では、「持っていけば公園を満喫できる!」というお薦めグッズを紹介します。
1.折り畳みテント
新庄総合公園には所々に屋根付きのあずまやがあります。ただし、駐車場の広さや公園の収容人数から考えると少なめ。ランチタイムともなると、あふれてしまうこともあります。
芝生に座って休憩するのもいいのですが、ママにとっては日差しが気になるところです。最近ではパッと簡単に開h折り畳みテントが販売されていますから、持参すると安心です。
2.お弁当・水筒・おやつ
新庄総合公園は、近くにレストランやテークアウトできるお店がありません。車で少し行けばハンバーガーショップやコンビニがあるのですが、お昼時間に買いに行くよりも、あらかじめ寄って行きましょう。
というのも、子どもはたくさんの楽しい遊具を見ると遊びに夢中になり、途中で買いに行くのを嫌がってしまうからです。外で食べるお弁当って、なぜかおいしいですよね。
3.お砂場グッズ
新庄総合公園にはすてきなお砂場もあり、まだ遊具で遊べない小さい子どもも十分に楽しめます。ただし、あるのは砂だけ。バケツやスコップなどお気に入りのお砂場グッズを持ち込むとGOODです。
4.バドミントンなど外遊びグッズ
滑り台やブランコ、アスレチックなど遊具好きの子どもに大人気の新庄総合公園。でも、中には遊具はあまり好きではないという子どももいるのではないでしょうか。新庄総合公園には広い芝生ゾーンがあるので、バドミントンやボールなどの外遊びグッズを持っていくのもお薦め。子どもと一緒にボールを追いかければ、ママやパパも無心になれますよ。
(地域リポーター・信貴ゆかり)
座談会を開催!ママたちの生の声にヒントがたくさん 2020/9/17
大切なお子さんを安心して預けていただくために、もっとよくするにはどうしたらいいか?と考え、座談会を開催しました。
ファミリー会員のママと利用したことのないママ両方にお越しいただき、いろんな視点からの意見をお聞きすることができました。
座談会には、「よりよい子育て」「ママの時間」を得るためのヒントがいっぱいでしたよ!
今回ご参加いただいたママ
司会進行 きっずぱーくセンター長榎本
<利用したことがあるママ>
9歳のママ(ヘビーユーザー・田辺市街地エリア)
8歳のママ(ヘビーユーザー・田辺市街地エリア)
<利用したことがないママ>
8歳・5歳・2歳のママ(田辺・牟婁エリア)
11歳の双子と5歳のママ(田辺市街地エリア)
5歳のママ(田辺・龍神エリア)
そもそもファミリー会員・サポート会員って?
ママたちがまず、ややこしく感じてしまうのが、ファミリー会員とかサポート会員とかの聞きなれない言葉。
座談会でもわかりにくいという言葉をいただきました。
きっずぱーくでは、お子さんを預けるママやパパをファミリー会員、お子さんを預かるスタッフをサポート会員と呼んでいます。
ママやパパがきっずぱーくに登録すると、その後マッチングを行います。マッチングというのは、預けるファミリー会員と、預かるサポート会員が実際に顔を合わせて、お子さんを預かるにあたって打合せを行うことです。
ママやお子さんの状況、条件などをしっかりとお聞きしてマッチングを行うので、これまでマッチングできなかったことはありません。
お子さんとも顔合わせしてゆっくりとなじんでいただきます。
不安なことがあれば、きっずぱーくになんでも聞いてくださいね。
もちろんマッチング後にサポート会員さんを変更することも可能です。
「預けたい」時はいきなりやってきますので、登録だけでもOK。
最近では、出産前の妊婦さんのうちにきっずぱーくに登録するママが増えています。まだ動きやすいときに申し込みや手続きを済ませておけば安心ですよ。
この活動をはじめてますます元気に!サポート会員さん
「きっずぱーく」のことは知っていた、と利用していないママさんも言ってくれています。
では、「どうして利用したことがないのか」理由を聞いてみました。
「どんな人がサポートしてくれるのかわからない、ちゃんとした人なのかな」
一番の理由は「人」への不安。
大切なお子さんを人に預けることは、もちろん不安があって当たり前です。
それに対して、利用しているママさんからは、
「忙しい自分が子供をみているより、よっぽど丁寧にみてもらえる」
「とても良い方で、家族ぐるみで今でもずっとお付き合いしている」
という声が。
きっずぱーくサポート会員さんの多くは、50、60代の子育てが一段落した方。
救急の知識など13の講座を受けた方しか、サポート会員になることはできません。
そして、サポート会員さんは「仕事」ではなく「有償ボランティア」です。思いがないとやれないことですね。
元々子育て支援に関心がある方が多く、この活動以外でも子育てや教育の分野で活動している方も多いんですよ。
みなさん、生き生きとやりがいと責任感を持って取り組んでくださっています。
学びながら、困っているママの助けになっているという充実感が「この歳から自分も成長でき、どんどん若返っている」と朗らかにおっしゃいます。
保育所や幼稚園とはまた違い、いろんな立場や人生経験を持つサポート会員さんがいるので、さまざまなタイプのママの気持ちに寄り添えます。
ファミリー会員ママも、
「ファミサポを利用してよかった理由の一つが、親や保育園など以外の大人と触れ合うことができたこと」だと
おっしゃってくださいました。
子どもさんの「行動記録」はママやパパたちからとっても好評
ファミリー会員ママが「ファミサポを利用してよかった」と思ってくださっている証拠になるようなお話もしていただきました。
それが、「行動記録が子供の成長の記録になる」というお話。
行動記録というのは「お子さんをお預かりした際にどのようなことしたか」を記入する用紙で、お預かり後にママやパパに渡します。
赤ちゃんが小さいときにミルクの回数やおむつの回数をつけていたママもいると思いますが、まさにあんな感じです。
この利用者さんはその「行動記録」をすべてファイリングして残しているそう。
「それを改めて眺めると、子供の成長が感じられて嬉しいんですよ〜。細かな子供の成長って忘れちゃうけど、こうして残っていると嬉しい」とのこと。
「こんな絵本を読んだ」「何時にうんちをした」「お外に止まっている工事用の車に興味津々」「おにぎりをいくつ食べた」、、、
とてもじゃないけど、生活の中で記録するのは無理、、、というような内容ですが、サポート会員さんはしっかり記録してくれます。
利用していないママもこれは感激。
自分が離れているあいだの子供の様子が手に取るようにわかると安心できそうだし、子供を預けるイメージがちょっと変わりました!と言っていただけました。
後日、
大切に保管されている何年分かの行動記録を見せていただきました。見慣れた用紙ですが、そのお子さんの数年分の成長を私たちもママたちと共に感じることができてとてもうれしかったです。
わたしたちも、行動記録がこうしてきっずぱーくを利用してもらうメリットの一つになるということを、利用者ママから学ばせてもらいました。
ママやパパのリフレッシュのために預けるのもOK
利用したことのないママのなかには、「ワンオペ育児で美容院に行けず自分で髪の毛を切ってやり過ごした」というママも。
「もっと早く利用ママの体験談を聞いていたら、きっずぱーくさんが安心できるところって分かっていたら絶対預けたのに!」と悔しそうです。
ファミリー会員のママは、上手に利用して息抜きをしていたそう。
「ずっと子供と一緒だとイライラしてしまうこともあったけど、息抜きした後はとっても可愛く感じる」
とおっしゃっていました。
きっずぱーくはお子さんを預ける理由を問いません。もちろん仕事じゃなくても大丈夫!
子育てはエンドレスですから、ママやパパだって時にはリフレッシュしてください。
預ける場所・利用シーンもも様々なので、
「居酒屋さんを開業するので準備しているお店の2階に来てちょっと子どもをみていてほしい」
「おばあちゃんが子どもをみてくれるのだが車の運転ができず保育所の送迎だけお願いしたい」
というような利用方法もたくさん。
ママがリフレッシュして元気でいることも、子供たちにとってはとても大切なこと。
堂々とリフレッシュしてもらいたいと思っています。
お部屋が片付いてない?そのままでいいんです。
きっずぱーくを利用したことのないママからこぼれたのが「自宅にサポート会員が来るというので利用をためらってしまった」という声。
慣れているファミリー会員ママは「もうそのまま来てもらってた」「サポート会員さんのおうちで預かってもらっていた」とのこと。
片付ける時間を使っていては意味がありません。
お子さんがいる家庭は散らかっていて当たり前。
どうぞそのままで。
それでも気になる方は、サポート会員さんのおうちで預かってもらうこともできます。
まずは気軽に相談していただければと思います。
自分も子どもも人と繋がっていけるんだ!
さあ、みなさん「子育てあるある」で盛り上がり、どんどん場が和やかになってきたところで、きっずぱーく利用ママたちからおすすめエピソードの嵐です。
「自分だと数分で終えてしまう散歩道を子どもに合わせて歩いてくれる。途中で草をむしったり寄り道してもニコニコ一緒に遊んでくれ、子どものペースでみてくれる。」
「子どもからリクエストされていたパズル遊び。忙しくてつい先延ばしになっていたんですが、サポート会員さんがパズルを一緒にしてくれた。夜、子どもが嬉しそうにパズルの話をしてくれました」
「親だけだとついがんじがらめになることがあるが、もうひとつ違う目でみてくれるのはありがたい。今や、サポート会員さんは子どもの情緒の発展になくてはならない存在になっています。」
はい。私たちきっずぱーくサポート会員は、みんな子どもが大好き。思い切り一緒に遊びます!
「ああ、そうか。託児サービスって時間を確保できるだけじゃないんだ!自分も子どもも人と繋がっていけるんだ!」とまだ利用したことのないママの声。
そうなんです。みてもらうことでこそ得られる体験。サポート会員は言ってみればお子さんのおばあちゃん役みたいなイメージでしょうか。他人の手が入ることでママやパパ、そして子どもさんの視野が広がるんですね。
ママやパパのことも包んで差し上げたい
利用ママのおひとりが
「子どもを預けるのにお弁当を持たせたらサポート会員さんから「お母さんいつもえらいね、お弁当!」と声をかけてもらった。大人である自分のこともみてくれているんだ、とたちまち安心感に包まれて実は涙がこぼれそうでした。」
と打ち明けてくれました。
子どもさんを預けることに小さな罪悪感を持ってしまうママ。預けるときに子どもさんが泣いて後ろ髪を引かれること。ほかのママたちと比べて自分はできていないと責めてしまう気持ち。座談会に出席してくれたママたちが話してくれた本音にみなさん共感の嵐でした。
私たちは、ママやパパたちに「そのままで大丈夫よ」とお伝えする気持ちでサポートにあたっています。
資料を取り寄せるだけ、話を聞くだけ、登録するだけでも構いません。どこかに頼れる、相談できるところがある、と思うだけでも子育ての「どうしよう」を軽減できることも。いつでもお待ちしていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
座談会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
今回の学びをどんどん生かしていきたいと思います!